京都市北区は標高45mの船岡山に鎮座しています「建勲神社」。正式には「たけいさおじんじゃ」と読むのが正解ですが、一般的には「けんくんじんじゃ」や「けんくんさん」などと呼ばれています。
それを理解しながらの「けんくんじんじゃ」と呼ぶのが正解でしょう!
この神社のご祭神が戦国武将の「織田信長」となれば、参拝しないわけにはいきませんよね。
天下統一目前まで上り詰めた織田信長のご利益とは?
それでは建勲神社を見ていきましょう。
- 神社名:建勲神社(たけいさおじんじゃ)
- ご祭神:織田信長・織田信忠
- ご利益:大願成就・開運招福・難局突破・災難除け
- 旧社格:別格官幣社(別表神社)
- 住所:京都府京都市北区紫野北舟岡町49(Googleマップ)
- 駐車場:無し
- 営業時間:9:00~17:00
- アクセス:京都市バス「建勲神社前」下車
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
天下一の武将に大願成就のご利益
織田信長公は天下統一目前まで上り詰め、天下一の武将とまで称されるまで苦難の連続を諦めることなく大願を祈願し続けてきた事や元々身分の低い武士でそこから天下統一を念じ天下一の武将まで上り詰めた事から『大願成就』『開運招福』などがあります。
織田信長の武将運を授かりたい方には必見の神社です。
- 大願成就
- 開運招福
- 難局突破
- 災難除け
織田信長の業績を称えて創建された「建勲神社」の歴史
明治天皇が「織田信長のおかげで日本は海外に侵略されなかった」と偉業を称え、明治2年(1869年)に明治天皇の勅命により健織田社(たけしおりたのやしろ)の創建が決定され翌年明治3年(1870年)に「健勲」の神号を賜り、京都の船岡山に社地を賜りました。
明治8年(1875年)には別格官幣社に列せられました。
明治13年(1880年)には社殿を造営し配祀神として「織田信忠」をお祀りし、明治43年(1910年)に社殿が船岡山の山麓から現在の山頂部に移建されました。
戦国武将「織田信長」をご祭神としてお祀りする社殿
ご祭神
- 織田信長(おだのぶなが)
配祀神
- 織田信忠(おだのぶただ)
健勲神社の元本殿の地「大平和敬神神石」
進んで行くと大平和敬神と彫られた神石があります。結構大きいのでインパクトはあります。元々はここ本殿ありました。
お守り・絵馬・おみくじ・御朱印(授与所)
境内右手にありますのが社務所(授与所)です。
ここでお守り・絵馬・おみくじ・御朱印など購入ができます。
また大鳥居をくぐった右手に建屋があるので、そこでも同じようにお守り・絵馬・おみくじが購入できます。御朱印に関しましては山頂の社務所での購入となっています。
天下布武の御朱印
授与所にて御朱印がいただけます。
通常の御朱印から「天下布武龍章御朱印」、「淳盛御朱印」、「薬研藤四郎特別朱印」や義照稲荷社の御朱印もあります。
御朱印帳も含めてすべてが格好いいです。
京都刀剣御朱印めぐり
「豊国神社」「藤森神社」「粟田神社」「健勲神社」の四ヵ所を回って一つの御朱印になる『京都刀剣ご朱印めぐり」初穂料700円
国の登録文化財の拝殿・本殿
階段を上がると拝殿があります。平成20年に国の登録有形文化財に指定されました。
拝殿の内側には信長の家臣「織田信長公三十六功臣」を描いた額のうち18枚が飾られています。
拝殿と同じく本殿も登録有形文化財に指定されています。
義照稲荷社
建勲神社の鳥居をくぐるとすぐに朱鳥居が4つ並んでおり、階段を上がると末社義照稲荷社(よしてるいなりしゃ)があります。
義照稲荷社は北東の鬼門に鎮座しています。そしてこの稲荷社は伏見稲荷大社との関係が深く、秦氏の守護神として織物文化の祖神として古くから信仰を集めています。
建勲神社のアクセス
- 神社名:建勲神社(たけいさおじんじゃ)
- 住所:京都府京都市北区紫野北舟岡町49(Googleマップ)
- 駐車場:無し
- 営業時間:9:00~17:00
- アクセス:京都市バス「建勲神社前」下車
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)