京都府亀岡市に鎮座する鍬山神社は二殿に分かれた大己貴命・誉田別尊をご祭神としてお祀りし縁結び・安産のご利益がある神社です。
現在は紅葉の名所としても有名で参道から真っ赤に燃える紅葉が続き、鳥居と紅葉の見映えは超おすすめのフォトスポットです。※紅葉の見頃は11月上旬です
しかし、この鍬山神社の二つに分かれている社殿の神は、不仲で隣同志に社殿でお祀りすると天変地異が起こったことによって間に池を設けて離して社殿を建てています。
神様同士が仲が悪いってなかなか聞きませんよね。
それでは鍬山神社を見ていきましょう。
- 神社名:鍬山神社(くわやまじんじゃ)
- ご祭神:大己貴命・誉田別尊
- ご利益:縁結び・安産
- 旧社格:府社(式内社)
- 住所:京都府亀岡市上矢田町上垣内22(Googleマップ)
- 営業時間:境内自由
- 駐車場:無料駐車場あり(紅葉シーズン有料500円)
- アクセス:JR嵯峨野線「亀岡駅」下車からコミュニティバス「鍬山神社前」下車すぐ
紅葉シーズンは参拝・駐車場が有料
基本的には駐車場も拝観も無料ですが、11月の紅葉時期に関しては拝観料300円(小学生以下無料)・駐車場500円がかかります。
紅葉と朱の鳥居のフォトスポット
参道を進むと朱の鳥居があり紅葉とのコラボレーションはなんとも言い難い美しさを醸し出しています。
不仲!?二つ並んで鎮座している鍬山宮・八幡宮
鍬山神社は鍬山宮が先に創建しその後、八幡宮が面降山(天岡山)に降臨し、鍬山宮の隣にお祀りされました。
しかし雷雨の発生や神使いであるウサギとハトの争いがあり、村人が「両神の不和」と捉えて八幡宮を杉谷に遷した所収まったと言われています。
慶長14年(1609年)に両宮の争いを防ぐため、両宮のあいだには小池が設けられています。
拝殿
鍬山宮
向かって左側にある社殿が鍬山宮でご祭神は大己貴命をお祀りしており、縁結びのご利益があります。
大己貴命は出雲大社のご祭神、大国主命と同一神で神使いがウサギであるので、社殿にはウサギがあしわられています。
八幡宮
向かって右側にある社殿が八幡宮でご祭神は応神天皇です。
八幡宮の神使いはハトで社殿にはハトがあしらわれています。
鍬山神社の境内社(摂社・末社)
熊野神社・日吉神社・高樹神社・樫船神社・金山神社
稲荷神社・疱瘡神社
愛宕神社
天満宮
百太夫神社
厳島神社
安産・子授かりのご利益「安産石」
安産石は天岡山トンネルが開通した際に拾った貫通石であり、トンネルを産道と見立て暗闇の中に日の光が差し込み道が開けることから、安産のご利益があると言われています。
鍬山神社の御朱印(授与所)
鍬山神社のアクセス
- 神社名:鍬山神社(くわやまじんじゃ)
- 住所:京都府亀岡市上矢田町上垣内22(Googleマップ)
- 営業時間:境内自由
- 駐車場:無料駐車場あり(紅葉シーズン有料500円)
- アクセス:JR嵯峨野線「亀岡駅」下車からコミュニティバス「鍬山神社前」下車すぐ