京都市左京区に鎮座します世界遺産の「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」別名「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」。そこには30もの摂末社があり様々なご利益が授かれます。
その中で末社の「相生社(あいおいのやしろ)」が縁結びのパワースポットとして注目を集めています。
相生社のご祭神は神皇産霊神(かむむすびのかみ)で生産や生成をする神様として産まれました。
造化の三神の一神であります神皇産霊神は唯一の女神であると言われています。そして名前のむすびから縁結びにもご利益があるとされいます。
それでは下鴨神社末社相生社を見ていきましょう。
縁結びに導く相生社の参拝方法
相生社の参拝方法は連理の賢木と社の周りを回って絵馬を奉納する特別な作法があります。
「素敵な人にめぐりあいたい」「ずっと友達でいたい」「子供に恵まれたい」「転職に就きたい」などはすべて”縁”を示します。
参拝をきちんとすることにより、さまざまな縁を呼び込むことができるので、みなさん是非とも相生社で縁結びを祈願してください。
- 相生社の隣にある「えんむすびお守授与所」受付にて絵馬の初穂料500円を納めます。そしてその絵馬にお願い事を書きます。
- 絵馬についているヒモを願いを込めながら蝶結びします。
- 願い事を見られないように目隠しシールを貼ります。
- 次にその絵馬を持ち相生社の正面に進みます。
- 女性は社に向かって右回り、男性は左回りで社の周りを心の中で願い事を思いながら2周します。
- 3週目の途中に「絵馬掛所」に奉納します。
- 相生社に戻ってきたら二礼二拍手一礼で参拝してください。
- そして最後に相生社の隣にある「連理の賢木」の正面から御生曳(みあれびき)の綱を2回引きます。
- これで参拝は完了です。あとは願いが叶うのを待つだけです。
京の七不思議
相生社の隣にある御神木の「連理の賢木(れんりのさかき)」は相生社の縁結びの神による御神威によって2本の木が1本になったと云い伝えられています。このことは、縁結び・安産子育て・家内安全の御神徳の現れであり、謡曲などに相生とうたわれ京の不思議として古くから有名です。
この御神木は4代目であり代をついで境内糺の森の神域に生まれるのが不思議です。
えんむすびお守授与所
えんむすびお守授与所では模様がすべて違う自分だけのお守り「媛守」が購入できます。
相生社の御朱印を購入される方は、下鴨神社境内に御朱印授与所がありますのでそちらで購入できます。
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