毎年1月9・10・11日はどこのえびす神社に行こうか悩みます。
大阪在住の私は「今宮戎神社」に行こうかそれとも「堀川戎神社」に行こうかはたまた神社の摂末社で祀られている戎神社に行こうか。
色々選択肢があります。やはり1年の始まりに「商売繁盛」を祈るのにあたり悩みますよね。
そこで今回は十日戎の参拝者数約100万人を誇る「今宮戎神社」の魅力を紹介します。
今宮戎神社 歴史
創建は推古天皇8年(600年)で聖徳太子が四天王寺を建立した際に西方の守護神として建てられたと伝えられています。
約100m北方に廣田神社が鎮座し、関係が深い。また、京都市東山区にある八坂神社は今宮戎神社の起源を、八坂神社境内社の蛭子社を分祀し、八坂神社の氏子が今宮に移り住み現在の地に祀ったことに始まるとしています。
今宮戎神社 ご祭神
ご祭神は5柱
- 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 月読尊(つきよみのみこと)
- 稚日女尊(わかひめのみこと)
このうち事代主命が「えびす様」として信仰を集めている。
今宮戎神社 ご利益
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 漁業繁栄
今宮戎神社 十日えびす
- 豊臣時代からえびす様への信仰が厚くなり、この頃から市街が発達し大阪町人の活躍が始まりました。江戸期になると大阪は商業の街として繁栄を遂げ、今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として篤く崇敬されるようになりました。十日えびすもこの頃から賑わいを見せ、現在では年始のお祭りとして十日えびすの3日間に約100万人を超える参拝者が訪れます。
- 十日えびすで奉仕する「福むすめ」を毎年公募で選出されます。(満18~23歳までの女性)
※平成19年(2007年)から大阪府豊中市の服部天神宮で先駆けられていた「外国人留学生枠」が設けられました。
- 毎年選ばれる福むすめ選考会の最終審査まで勝ち残ったもので「えびす娘」の福世授与を行います。
今宮戎神社 社号碑
今宮戎神社の西側入口に社号碑があります。
今宮戎神社 鳥居
今宮戎神社の南側入口に回ると鳥居があります。この鳥居よく見ると両サイドにもくっついて鳥居があります。このような形の鳥居は「三ツ鳥居」と言います。あまりお目にかかった事がない鳥居であったので、これだけでも少し感動です。
大阪市の坐間神社も同じ三ツ鳥居です
今宮戎神社 手水舎
鳥居をくぐると手水舎があります。ここで口と手を清めましょう。
今宮戎神社 社務所
鳥居をくぐると左手に社務所があります。ここで御朱印・祈祷の受付、お守りを購入できます。
今宮戎神社 御朱印
えびす大神と書かれた御朱印です。
今宮戎神社 拝殿
ちょうどド真ん中に拝殿があります。
境内から拝殿の雰囲気がすごくシンプルに感じます。意外とこういう神社は少ないですね。逆に個性を感じる神社に思えます。
今宮戎神社 摂社大國社
境内右手に摂社の大國社があります。ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と五男三女八柱神(ごなんさんにょやはしらのかみ)。
大国主命は事代主命の父神なので摂社のご祭神として祀られています。
今宮戎神社 アクセス
神社名:今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)
住所:大阪市浪速区恵比須西1-6-10
アクセス:
- 南海電車 南海高野線「今宮戎駅」徒歩すぐ
- OsakaMetro御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩7分
- OsakaMetro堺筋線「恵美須町駅」徒歩3分
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