【京都菅大臣神社】京洛御朱印めぐり。道真誕生の地でご利益

京都市下京区に鎮座します「菅大臣神社（かんだいじんじんじゃ）」は菅原道真の誕生の地として知られています。正式名称は「菅大臣社（かんだいじんのやしろ）」で通称「菅大臣天満宮（かんだいじんてんまんぐう）」です。呼び名が色々ありますので、自分の好きな呼び方でいいでしょう。

 

京都市内は総本社の北野天満宮を筆頭に菅原道真を祀っている神社が数多く存在します。

 

また京洛八社めぐりの一社でもあり、神社好きの方が御朱印を求めて参拝されます。

 

それでは菅原道真の誕生の地の菅大臣神社を見ていきましょう。

 

菅原道真誕生の地「菅大臣神社」の歴史

社地は約1000年前、菅原道真の紅白殿という邸宅や菅家廊下（かんけろうか）と称する学問所の跡であり、また菅原道真誕生の地と伝えられ、境内には産湯の井戸が保存されています。創建後は度々兵火にさらされていましたが、応仁の乱後の慶長19年に菅家ゆかりの曼殊院宮良恕法親王（まんしゅいんのみやりょうじょほうしんのう）により再建され現在に至っています。

 

京都府上京区に鎮座します「菅原院天満宮神社」も菅原道真誕生の地とされています。

 

 

菅大臣神社は3ヶ所から入ることができます（西洞院通・松原通・高辻通）そして一番大きい鳥居が西洞院通側になります。

 

菅原道真他2柱を祀る社殿とご利益

ご祭神

• 菅原道真（すがわらのみちざね）
• 尼神（あまがみ）
• 大己貴命（おおなむちのみこと）

 

ご利益

• 学業成就
• 合格祈願
• 開運
• 出世・仕事・商売繁盛

 

本殿は下鴨神社の本殿を明治2年（1869年）に移築したものです。

 

あの世界遺産の下鴨神社からの移築となると見る側も変わりますね。

 

 

下鴨神社はこちら

 

福部社・白太夫社

本殿の右手に鎮座しているのが、摂社の福部社（ふくべしゃ）と白太夫社（しらだゆうしゃ）です。

 

福部社のご祭神は十川能福（そごうのうふく）で金運・開運招福のご利益があります。

 

白太夫社のご祭神は渡会春彦（わたらいはるひこ）で子宝のご利益があります。

 

老松社・火御子社

本殿左手に鎮座しているのが、摂社の老松社（おいまつしゃ）と火御子社（ひのみこしゃ）です。

 

老松社のご祭神は島田忠臣（しまだのただおみ）で植林・林業のご利益があります。

 

火御子社のご祭神は火雷神（ほのいかづちのかみ）で雷除け・五穀豊穣のご利益があります。

 

三玉稲荷社・春崎稲荷社

手水舎の裏手に鎮座しますのが、末社の三玉稲荷社と春崎稲荷社です。商売繁盛・五穀豊穣のご利益があります。

 

京洛八社めぐり

京洛八社めぐりとは、京都市内の烏丸通り付近の神社八つを巡拝し御朱印を集めていくご利益めぐりです。

 

菅原院天満宮神社・下御霊神社・菅大臣神社・文子天満宮・水火天満宮・白峯神宮・御霊神社・護王神社の八社で参拝順の決まりはなく自由に回っても大丈夫です。

 

 

菅大臣神社のアクセス

• 神社名：菅大臣神社（かんだいじんじんじゃ）
• 住所：京都府京都市下京区菅大臣町187（Googleマップ）
• 営業時間：境内自由
• 駐車場：無し
• アクセス：地下鉄「四条烏丸駅」下車徒歩5分