現在、社会現象にもなっている本・アニメ・映画と超大ヒットを続けている「鬼滅の刃」ですが、その余波が神社まで来ているのはご存じでしょうか?
主人公である竈門炭治郎の「竈門」繋がりで九州は福岡県に鎮座します「宝満宮竈門神社」が聖地として有名になり連日、多くの鬼滅ファンで賑わっています。
そんな鬼滅の刃の聖地が奈良にもありました!
それが奈良県葛城市に鎮座します「葛木坐火雷神社」(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)です。
火雷神社の「雷」と言えば、あの臆病者で女好きのヘタレの「我妻善逸」の必殺技『雷の呼吸』です。
ですからこの神社は我妻善逸ファンの聖地ともいえるでしょう。
絵馬掛け所には小さい子供から大人まで善逸の絵と共に祈願した絵馬が奉納されています。
それではどんな神社なのか参りましょう。
- 神社名:葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)
- ご祭神:火雷大神・天香山命
- ご利益:火を扱う職業の守護・笛やフルートなどの楽器上達
- 旧社格:郷社(式内社)
- 鬼滅の刃の主要登場人物「我妻善逸」の聖地
- 鬼滅の刃ファンが奉納した絵馬
- 戦勝記念として奉献された「大砲」
- 住所:奈良県葛城市笛吹448(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり(10台)
- 営業時間:境内自由
- 交通アクセス:近鉄御所線「忍海駅」下車 徒歩35分
鬼滅の刃キャラクター「我妻善逸」ファン必見の神社
鬼滅の刃の主要な登場人物の一人である「我妻善逸」(あがつまぜんいつ)は「雷」の技を繰り出す人物で、その中での最終奥義「漆ノ型(しちのかた)火雷神(ほのいかづちのかみ)」がここ葛木坐火雷神社の名前が一緒という事から、鬼滅の刃ファンの聖地として参拝者が多く訪れます。
社殿の左手にあります絵馬掛け所には「我妻善逸」の絵馬が多く奉納されています。
授与所の前にペンが用意されていますので、絵馬を購入後に各々に書くことができます。
それにしても皆さんお上手です!
火の神と笛・音楽の神をお祀りする神社の歴史
創建は不詳ですが、社伝では崇神天皇の御代とも伝えられている古社です。
延喜式神名帳では「葛木坐火雷神社二座」と記載され、名神大社でありましたが、平安時代に社勢が衰え当地に鎮座していました「笛吹神社」の末社になりました。
明治7年(1874年)に笛吹神社の末社であった火雷社を笛吹神社に合祀し、現在の社名に改め郷社に列しました。
ご祭神の天香山命の子孫である「笛吹連(ふえふきのむらじ)」が代々この地に住み、祖先神に奉仕していたので地元では別称である「笛吹神社」の方が親しまれています。
火雷大神が火の神様であることから火を扱う職業や消防関係の崇敬を集めており、天香山命は笛などの楽器の上達を願う人の崇敬を集めています。
主祭神
- 火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)火の神
- 天香山命(あめのかぐやまのみこと)笛・音楽の神
相殿神
- 天津彦火火瓊瓊杵命(あまつひこほほににぎのみこと)
- 大日孁貴命(おおひるめむちのみこと)
- 高皇産靈神(たかみむすびのかみ)
- 伊古比都弊命(いこひつべのみこと)
ご利益
- 火を扱う職業の守護
- 笛・フルートなどの楽器上達
戦勝記念として奉献された「大砲」
参道の階段を上がると拝殿までのスペースがあり、そこには大砲が置いてあります(ロシア製のカノン砲)。
これは日露戦争の戦利品で明治42年(1909年)に政府より奉献されたものです。
お守り・絵馬・御朱印(授与所)
授与所は社殿手前の階段を降りるとあります。人気のお守りはご祭神にちなんだ「音守」と「火守」で音守は健康平癒・火守は活力・気力のご利益があります。(初穂料1000円)
絵馬は2種類あり、干支絵馬か神恩感謝絵馬(大砲)のどちらかを選ぶことができます。裏面に願いを書いたり、鬼滅の刃の絵を書いたりして社殿左手の絵馬掛け所に奉納します。
御朱印は2種類あり書き置きは初穂料300円・御朱印帳に直接押印は初穂料500円になります。
葛木坐火雷神社の境内社(摂社・末社)
森本神社・浅間神社・空室神社
梅室神社
熊野神社・稲荷神社・春日神社
葛木坐火雷神社の祭事
- 2/11 御田植祭
- 7/17 夏越祭
- 11/15 鎮火祭
葛木坐火雷神社のアクセスや無料駐車場の有無など
- 神社名:葛木坐火雷神社(かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)
- 住所:奈良県葛城市笛吹448(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり(10台)
- 営業時間:境内自由
- 交通アクセス:近鉄御所線「忍海駅」下車 徒歩35分
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