奈良県桜井市に鎮座します「三輪恵比須神社」(みわえびすじんじゃ)はJR桜井線の三輪駅から徒歩3分の場所にあります。
ご祭神は事代主命ことえびす様をお祀りし、商売繁盛のご利益があります。
三輪恵比須神社の境内には「願いを込めると叶う」と言われ叶ったという喜びの声が続々と届いている御神木の夫婦ケヤキがあり、商売繁盛だけでなく色々なご利益が授かれる人気の神社になっています。
それでは三輪恵比須神社を見ていきましょう。
- 神社名:三輪恵比須神社(みわえびすじんじゃ)
- ご祭神:八重事代主命・八尋熊鰐命・加夜奈留美命
- ご利益:商売繁盛・五穀豊穣・開運招福
- 旧社格:村社
- 住所:奈良県桜井市大字三輪375(Googleマップ)
- 営業時間:境内自由
- 駐車場:境内駐車スペースあり
- アクセス:JR「三輪駅」下車 徒歩3分
願いが叶うご神木の「夫婦ケヤキ」
この御神木は樹齢600年ともいわれ木の幹が根元から二つに分かれているので、古くから夫婦ケヤキとも言われています。
このケヤキにふれて願えば願いが叶うと伝えられています。
また「叶え石」がありケヤキの根元にあります白い石の中から一つ選び、石に祈りを込めるように叶えたい事を御神木にお願いすると願いが叶うと言われています。願いが叶った際には授与所窓口に渡してください。
日本最初の市場の神「三輪恵比須神社」の歴史
恵比須神社は市場の守護神として信仰されています。日本ではじめに開かれた市場は、海石榴市(つばいち)と呼ばれる市で三輪山の金屋という初瀬川の川べりに物々交換の市として開かれました。
延長4年(926年)に大雨で初瀬川が氾濫し、そののち市は三輪の地に移りました。同時に守護神も三輪に移され今日の三輪恵比須神社になりました。以来、三輪恵比須神社は「市場神社」、「日本最初市場の神」とも呼ばれあらゆる産業の守護神として信仰されてきました。
悠久の昔、創祀せられ「つばいちえびす」と称えられエビス信仰の本源をなす大和の古社です。
ご祭神
- 八重事代主命(やえことしろぬしのみこと)
- 八尋熊鰐命(やひろくまわにのみこと)
- 加夜奈留美命(かやなるみのみこと)
ご利益
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 開運招福
神仏習合の名残?梵鐘(釣り鐘)
手水舎の前に梵鐘(ぼんしょう)があります。神社に梵鐘が残っているのは珍しいです。
三輪恵比須神社の境内社(摂社・末社)
琴比羅神社
本殿左手に境内社の琴比羅神社が鎮座しています。エビス・ダイコクのダイコクとして繁殖・蓄財のご神徳が仰がれています。
ご祭神はお隣の大神神社の主祭神でもある大物主神(おおものぬしのかみ)です。
佐藤春夫句碑
「海石榴市の 野路に飛び 交ふ 蟲や何」
昭和38年秋、三輪山麓のつばいち伝承地を訪れて詠まれたものです。その折案内に同行した栢木喜一氏の奉納により、昭和63年5月にゆかり深いこの境内に建立されました。
お守り・絵馬・御朱印・おみくじ(授与所)
本殿右手に授与所があります。ここで御朱印・お守り・おみくじ・絵馬がご購入できます。
画像真ん中にありますえびす様の金の像は10,000円也です。すごくご利益がありそうです!
三輪恵比須神社の祭事
- 2月5日~7日 三輪えびす
- 4月14日 春の大祭
- 6月30日 大祓式
- 7月9日 琴比羅神社(境内社)例祭
- 8月13日 夜市祭 千本ローソク 祈祷
- 10月14日 秋の大祭(例祭)
- 11月中 七五三詣
- 11月第3日曜 講社祭
- 12月31日 大祓式
三輪恵比須神社のアクセス
- 神社名:三輪恵比須神社(みわえびすじんじゃ)
- 住所:奈良県桜井市大字三輪375(Googleマップ)
- 営業時間:境内自由
- 駐車場:境内駐車スペースあり
- アクセス:JR「三輪駅」下車 徒歩3分