愛知県の知立市に鎮座します、三河国二之宮の知立神社(ちりゅうじんじゃ)は、豊川市に鎮座する砥鹿神社(とがじんじゃ)とともに三河国内では最高位と称される神社です。
境内には全国的にも珍しい「多宝塔」など文化財に指定されているスポットがたくさんあります。
それでは知立神社をみていきましょう。
神社の概要
神社名:知立神社(ちりゅうじんじゃ)
ご祭神:鸕鷀草葺不合尊ほか三柱
ご利益:縁結び、家内安全、安産、所願成就など
旧社格:県社(式内社・三河国二之宮)
式内社・三河国二之宮で「池鯉鮒大明神」(ちりふだいみょうじん)と称されている神社で社伝によると、第十二代天皇の景行天皇の御代、東国平定に赴いた日本武尊(やまとたける)が当地で戦勝を祈願し、平定後の帰途に感謝して建国祖神の四柱をお祀りしたのが創建と言われています。
一方では第十四代の仲哀天皇元年の創建とする説もあります。
境内の雰囲気
三河地方では珍しい「尾張造」の社殿
社殿の配置は本殿・幣殿・祭文殿・回廊・拝殿を縦長にした「尾張造」と呼ばれるもので、尾張地方には多いが知立神社のある三河地方では非常に珍しいとされています。
主祭神
- 鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)(初代神武天皇の父)
- 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)(主祭神の父、山幸彦)
- 玉依比売命(たまよりひめのみこと)(主祭神の妻、神武天皇の母)
- 神日本磐餘彦命(かむやまといわれひこのみこと)(初代天皇、神武天皇)
相殿神
- 青海首命(あおみのおびとのみこと)
- 聖徳太子(しょうとくたいし)
全国的にも珍しい「多宝塔」
国の重要文化財にも指定されています「多宝塔」の本尊は現在の「総持寺」にあり、神宮寺の遺構を伝える全国でも珍しい例とされています。
三間四方の二層の塔で、塔高は約14.5mで屋根は柿茸、四隅には宝珠を置きます。
神池&石橋(太鼓橋)
知立神社の境内社(摂社・末社)
授与所(お守り・絵馬・おみくじ・御朱印など)
知立神社のアクセス
神社名 | 知立神社(ちりゅうじんじゃ) |
住所 | 愛知県知立市西町神田12(Googleマップ) |
営業時間 | 9:00~17:00(授与所) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
最寄り駅からのアクセス | 名古屋鉄道名古屋本線「知立駅」下車 徒歩12分 |
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ノバべメモ
早朝に参拝される方、私が参拝した時間帯6:30は朝のラジオ体操でお年寄りの方が沢山集まってきて、駐車場にも入りくい感じでしたので、この時間帯に参拝される方はご注意ください。
ただ、ラジオ体操が終わった瞬間、何もなかったかのように解散して閑散としました。
6:30~6:40がラジオ体操の時間かもしれません。