京都市上京区に鎮座します安倍清明をご祭神としてお祀りする「晴明神社」(せいめいじんじゃ)は漫画・映画化もされヒットした「陰陽師」の主人公、安倍晴明ブームが起こり全国からたくさんの参拝者がこられる今でも人気の神社です。
私が参拝した日も他の神社とは違い参拝者が多かったので、何故かな?と思っていましたが、今思えばそういうことかと思いました。(フィギュアスケートで羽入結弦さんが演目で安倍晴明に扮したことからも人気)
時代で有名になった人が神様として祀られている神社はやはり人気ですね。
悪除け・厄除けのご利益があり、鳥居の神額が他の神社と違い五芒星になっていたりパワースポット神社「晴明神社」を見ていきましょう。
- 神社名:晴明神社(せいめいじんじゃ)
- ご祭神:安倍晴明
- ご利益:厄除け・病気平癒
- 旧社格:村社
- 住所:京都府京都市上京区晴明町806堀川通(Googleマップ)
- 駐車場:無し
- 営業時間:9:00~18:00
- アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」下車徒歩12分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
安倍晴明を祀る悪除け・厄除けのご利益がある「晴明神社」の歴史
1005年に清明が亡くなり、当時の天皇の一条天皇が清明の偉業を讃え1007年に清明の生誕の地でもある京都に晴明を祀る神社を創建したのが始まりです。
当時の境内は広大であったが、度重なる戦火や豊臣秀吉の都市整備などで次第に縮小しました。
しかし幕末以降荒れた状態の社殿を氏子らが中心となり社殿・境内を整備し1950年には堀川通りに面するよう境内地が拡大されました。
堀川通り沿いにある晴明神社の鳥居です。通常の鳥居は神社名や祭神名の神額が掲げますが、ここ晴明神社は五芒星の神紋「清明桔梗」が掲げられています。
ご祭神
- 安倍晴明(あべのせいめい)
ご利益
- 厄除け
- 病気平癒
安倍晴明とゆかりが深い「旧一條戻橋」
旧一條戻橋(いちじょうもどりばし)は大正11年から平成7年まで実際に使用されていたものです。安倍清明とゆかり深い橋であるため、境内に復元しました。現在の戻り橋は神社から南へ100mのところにあります。
戻橋の左手には式神の石像があります。式神とは陰陽師が使う精霊で人には見えません。
境内の神域を守護する巨大⁉狛犬‼
参道の左手が旧一條戻橋で右手が巨大狛犬です。正直この場所にいるのでしょうか…。
晴明神社のグッズが買える桔梗庵
清明神社公認と書かれた桔梗庵。ここには晴明神社の商品が販売されています。
陰陽師の霊力によって湧き出た「晴明井」
手水舎の隣にありますのが晴明井です。この湧水は晴明水と呼ばれ(陰陽道の霊力によって湧き出た)無病息災のご利益があると言われています。
この湧水は千利休が茶の湯として利用し、その茶を豊臣秀吉が服されたと伝えられています。
すごい晴明井ですね!
五芒星のお守りが多数・御朱印(授与所)
境内左手に授与所があります。五芒星がいいですね!御朱印帳もシンプルですがどこかすごくパワーを感じますね。
ここでお守りや御朱印などの購入ができます。
樹齢300年の「ご神木」
境内右手に樹齢300年の御神木クスノキがあります。
晴明神社の境内社「齎稲荷社」
本殿右手に末社の齎稲荷社と天満社・地主社があります。
晴明はお稲荷様の生まれ変わりという説もあります。
厄除けのご利益「厄除桃」
陰陽道では桃は魔除け厄除けの果物とされています。自身の厄をこの桃に撫でつけると厄除けになるご利益があります。
天体観測をしている「安倍晴明像」
肖像画を元に作成された安倍晴明の像です。
衣の下で印を結び、夜空の星を見て天体観測をしている様子をあらわしています。
晴明神社の祭事
- 1月1日 新年祭
- 2月節分 節分星祭
- 6月26日 火災除祈願祭
- 9月秋分 晴明祭り(前日宵宮祭・当日例祭、神幸祭)
- 9月26日 嵯峨墓所祭
- 11月23日 御火焚祭
晴明神社のアクセス
- 神社名:晴明神社(せいめいじんじゃ)
- 住所:京都府京都市上京区晴明町806堀川通(Googleマップ)
- 駐車場:無し
- 営業時間:9:00~18:00
- アクセス:地下鉄烏丸線「今出川駅」下車徒歩12分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)