神戸市から国道2号線沿いを走り姫路方面に走ると、「神戸市立須磨海浜水族園」や「須磨海浜公園」が見えてきます。ここを越えると海を眺めながら走れるので、気持ちもウキウキしますね。
そして「三井アウトレットパークマリンピア神戸」を越えたあたりから見えるのが「明石海峡大橋」。このマリンピア神戸の敷地内から昼間と夜の明石海峡大橋がおススメです。今回は神社ブログなので深くは説明しませんが、夜に行きたいスポットです。
この神戸市から国道2号線沿いの道は色んなスポットがあって、すごくいいですね。「海釣り公園」もありますからね。
それはさておき、本題の神社ブログに戻りましてその明石海峡大橋から車で10分ほど姫路方面に走行し神戸市から明石市に入った左手に見えてくるのが「稲爪神社(いなづめじんじゃ)」、右手に見えてくるのが「休天神社(やすみてんじんしゃ)」です。
休天神社は別記事で紹介しています。
それでは稲爪神社を見ていきましょう。
- 神社名:稲爪神社(いなづめじんじゃ)
- ご祭神:大山祇神・面足神・惶根神
- ご利益:山林、農産、鉱山業守護・家内安全・商売繁盛・厄除け
- 住所:兵庫県明石市大蔵本町6-10(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり※稲爪神社の裏手、国道2号線から入ると駐車できるスペースがあります
- アクセス:山陽電車「人丸前駅」下車徒歩5分
鉄人に射ち勝った稲爪神社の歴史
推古天皇の頃に朝鮮半島南部の「三韓」より鉄人が8,000人を率いて来襲しました。討伐を命じられた小千益躬(おちのますみ)は故郷の大山祗神社のご祭神大山祗神に祈った所、鉄人が明石に着いた時に稲妻と共に大山祗神が現れ、鉄人の弱点である足裏に射よと告げられ、その通りに矢で射殺しました。
そして小千益躬(おちのますみ)は大山祗神が現れたこの地に大山祗神社を勧請しました。これが稲爪神社の創始とされています。
稲爪神社の「稲爪」は「稲妻」が転訛して「稲爪」になったと言われています。
大山祗神らをご祭神とする神社
- 大山祇神(おおやまつみの神)
☞神世七代の第7代の神。伊弉諾命の子で山を司る神。
- 面足神(おもだるのかみ)
☞神世七代の第6代の神。男神で惶根神の兄。
- 惶根神(かしこねのかみ)
☞神世七代の第6代の神。女神で面足神の妹
稲爪神社のご利益
- 山林、農産、鉱山業守護
- 家内安全
- 商売繁盛
- 厄除け
国道2号線沿いの鳥居&社号碑
国道2号線沿いに稲爪神社の社号碑があります。駐車場もこちらにあります。
稲爪神社の神門
国道2号線の反対側に神門があります。
稲爪神社の手水舎
神門をくぐった右手に手水舎があります。この画像では見えにくいですが、亀像から水が出ています。ここで口と手を清めましょう。
昭和54年に再建された拝殿
現在の社殿は昭和54年(1979年)に再建されました。昭和52年(1977年)失火によって焼失。
稲爪神社の祭事「大蔵谷の牛乗り」「大蔵谷の囃口(はやくち)流し」は明石市の無形文化財に、「神楽獅子舞」は県の無形民俗文化財に指定されています。
稲爪神社の摂社末社
庚申社・猿田彦社
稲爪神社の末社、庚申社(こうしんしゃ)と猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)です。
庚申社・猿田彦神社共に猿田彦大神が祀られており、導き・道開きのご利益があります。
白玉稲荷社・高倉稲荷社
稲爪神社の末社、白玉稲荷社(しらたまいなりしゃ)と高倉稲荷社(たかくらいなりしゃ)です。
どちらも稲荷社で宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が祀られており、商売繁盛・五穀豊穣のご利益があります。
稲爪恵比須神社
稲爪神社の摂社、稲爪恵比須神社(いなづめえびすじんじゃ)です。
商売繁盛の神様えべっさんの石像が出迎えてくれます。毎年1月9・10・11日は十日えびすが行われます。
稲爪神社のアクセス
- 神社名:稲爪神社(いなづめじんじゃ)
- 住所:兵庫県明石市大蔵本町6-10(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり※稲爪神社の裏手、国道2号線から入ると駐車できるスペースがあります
- アクセス:山陽電車「人丸前駅」下車徒歩5分