兵庫県西宮市に鎮座します廣田神社は阪神タイガースが毎年必勝祈願で参拝することで有名な兵庫県を代表する古社です。
ご祭神は天照大神の荒魂で勝運・合格の神として信仰されています。
現在の「西宮」という地名は廣田神社の創建がきっかけで皇室や公家からの篤い崇敬を集め、平安時代以降は京の都の西にある事からその名が付けられたと言われています。
そんな由緒ある古社の廣田神社はどんな神社か見ていきましょう。
- 神社名:廣田神社(ひろたじんじゃ)
- ご祭神:天照大神荒魂
- ご利益:勝運・合格・開運・仕事運
- 旧社格:官幣大社(式内社・別表神社)二十二社
- 勝運のご利益を授かれる天照大神をお祀りする社殿
- 六甲山から流れ着く御神水
- 住所:兵庫県西宮市大社町7-7(Googleマップ)
- 営業時間:境内自由
- 駐車場:無料駐車場あり
- アクセス:阪急電車「西宮北口駅」から阪急バス「広田神社前」下車
勝運のパワースポット廣田神社の歴史
廣田神社は神功皇后が三韓征伐に帰途後、忍熊皇子(おしくまのみこ)がお腹にいる皇子(後の応神天皇)を亡きものにしようと明石で待ち伏せをしていた事を聞き、紀淡海峡に迂回して難波の港に向かいましたが、難波の港の手前で船が進めなくなったので兵庫の港に向かい神意を伺うと天照大神より「荒魂を皇居の近くに置くのはよくないので広田国に置くのが良い」と託宣があり、山背根子の娘の葉山媛に天照大神の荒魂を祀らせたのが廣田神社のはじまりと言われています。託宣後、船は動き出し忍熊皇子を退治しました。
この時に同じように託宣されお祀りされ鎮座した神社が生田神社・長田神社・住吉大社と言われています。
- 天照大神荒魂(あまてらすおおかみあらみたま)
- 勝運・合格・開運・仕事運
- 第一脇殿…住吉大神(すみよしのおおかみ)
- 第二脇殿…八幡大神(はちまんのおおかみ)
- 第三脇殿…諏訪健御名方大神(すわたけみなかたのおおかみ)
- 第四脇殿…高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)
龍脈のパワーを感じる「御神水」
廣田神社の御神水は六甲山から続く龍脈が流れつく場所と言われており、龍脈のパワーを感じる事ができる湧き水です。
大願成就の巨大絵馬
みんなの願いを書いている大願成就の巨大絵馬は迫力満点です。2020年より設置されています。
廣田神社の境内社(摂社・末社)
伊和志豆神社
八坂神社・子安神社・春日神社・地神社・稲荷神社
齋殿神社
お守り・御朱印・絵馬(授与所)
禊の湯は中には綿の袋に天然吉野ヒノキが入っておりお風呂に入れて揉むとヒノキの香りがしてきます。
廣田神社の御朱印は通常「廣田神社」の御朱印(初穂料500円)の他、上記の「天照皇大御神荒魂」(初穂料500円)や境内摂社の「伊和志豆神社」、境外摂社「南宮神社」「名次神社」「岡田神社」(各初穂料500円)や限定朱印・見開き朱印など多種の御朱印をそろえています。
廣田神社のアクセス
- 神社名:廣田神社(ひろたじんじゃ)
- 住所:兵庫県西宮市大社町7-7(Googleマップ)
- 営業時間:境内自由
- 駐車場:無料駐車場あり
- アクセス:阪急電車「西宮北口駅」から阪急バス「広田神社前」下車