起死回生という言葉をご存知ですか。
起死回生とは「転じて、崩壊や敗北などの危機に直面した状態を一気に良い方向に立て直す」
人生って一度きりですよね。ピンチもあればチャンスもあります。積み重ねてきた事も一度の過ちで一気にマイナスになる人もいてます。例えば仕事で実績を残した来た人が、とんでもないミスを一回起こしただけで一気に階段から転げ落ちてマイナスになる事もあります。
プラスを継続するよりもマイナスになることはすごく簡単で逆に言えばマイナスからプラスになる事はとても難しい事です。
マイナスになった時にいかにポジティブに考えプラスになるための事を考えるかで、そのままマイナスでいるかそれともプラスになれるかが決まってきます。
自分の中でプラスになるために努力しようと考えている方、必見の「起死回生」神社を紹介します。
ネガティブからの起死回生「平野神社」
平野神社は奈良時代末期に創建された旧官幣大社で現代の別表神社にも選定されている古社です。桜の名所としても有名で3月下旬から4月中旬までは桜のライトアップも行われる神社ですが、やはり気になるのは「起死回生」ですよね。
- 今木皇大神(いまきすめおおかみ)
- 久度大神(くどのおおかみ)
- 古開大神(ふるあきのおおかみ)
- 比売大神(ひめのおおかみ)
の4柱を祀っています。
境内の御神木の前に重さ約200kg・厚さ27cmの餅鉄(べいてつ)があり、授かる守りを購入し「すえひろがね」を引っ付けると霊力を持ち帰ることができ、邪気を吸い取ってくれると言われています。
本殿は4殿2棟からなっており、国の重要文化財に指定されています。
ここに祀られている4柱の神様のうち、「今木皇大神」様が活力生成・起死回生のパワーを授けてくれます。
餅鉄で邪気を取って頂き、今木皇大神様にお祈りをすると更にご利益があります。
その他にも、出世導引稲荷社(出世に導いてくれるご利益)や猿田彦社(良い方向に導いてくれる神社)など由緒あるパワースポットとなっています。
次にご紹介するのは奈良県天理市に鎮座する最強の起死回生神社です。
どん底からの起死回生「石上神宮」
奈良県天理市に鎮座します「石上神宮」は鳥居からただならぬ雰囲気がある神社です。鳥居をくぐった瞬間から何かパワーを頂いている気持ちになります。この石上神宮のご祭神は神様ではなく、霊の魂を神様として祀っています。(神宮系の神社は天皇を神様として祀っている事が多い)
そして境内に入ると、約30羽のニワトリが放し飼いにされています。ニワトリの鳴き声を聞くとご利益が授かれると云われています。
ここまでは起死回生の雰囲気もないですが、それでも何かパワーを注入されている感じがします。社殿の楼門をくぐると授与所に「起死回生グッズ」があります。
拝殿は鎌倉時代の初期に建てられ国宝にも指定されています。
ピンチを救う「起死回生」のお守り七支刀が描かれた御神劔守です。
石上神宮には神武天皇を救った神剣、ヤマタノオロチを打ち倒した神剣や草薙の剣のそれぞれの御神霊、更に百済から献上された七支刀など多くの神剣が祀られています。
このお守りを持っておくことにより、神代の御神剣の力を貸して頂いて「起死回生」という力を授かる事ができます。
ピンチはチャンスと言いますし、この機会に起死回生神社に参拝し気持ちを持ち直してみてはいかがでしょうか。