【京都・敷地神社】安産・縁結び・開運必勝!通称わら天神でご利益

    【京都・敷地神社】安産・縁結び・開運必勝!通称わら天神でご利益

    京都市北区に鎮座します敷地神社(しきちじんじゃ)通称わら天神宮。どちらかというと、通称のわら天神宮の名称の方が先行しています。この神社は安産・子授かりのご利益が有名な神社で、全国から妊婦さんがお参りに訪れる人気の神社となっています。

    近隣には金閣寺や天満宮の総本社北野天満宮もあり、人気スポットの一角です。

    ご利益は安産・子授かりの他に縁結びもあり、また摂社の六勝神社は試験合格のパワースポットとも言われています。

    それでは敷地神社(わら天神宮)を見ていきましょう。

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    • 神社名:敷地神社(しきちじんじゃ)別名わら天神宮
    • ご祭神:木花開耶姫命
    • ご利益:安産・子授かり・子供の成長守護・縁結び
    • 旧社格:村社
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    • 住所:京都府京都市北区衣笠天神森町10(Googleマップ)
    • 駐車場:無料駐車場あり(西大路通り沿い駐車場4台と南側駐車場10台の無料スペースあり)
    • 営業時間:9:00~17:00
    • アクセス:京都市バス「わら天神前」下車すぐ
    目次

    参拝順序はまず敷地神社(わら天神宮)の社殿から

    鳥居から参道を進んで行き社務所も過ぎると、正面に社殿が見えます。

    この社殿がわら天神宮の社殿と思いがちですが、正面の社殿は「六勝神社」です。左手の社殿がわら天神宮となっていますので、まずは左手から参拝しましょう。

    安産の神「木花開耶姫命」をご祭神として祀る、わら天満宮の歴史

    創建は不明ですが、天長5年(828年)の大雨、大地震の際に淳和天皇(じゅんなてんのう)が北山の神に幣帛(へいはく)を奉献した旨が「類聚国史(ついじゅこくし)」に記載されていた事もあり、創建は平安時代以前と考えられます。

    天長8年(831年)に菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)の分霊を勧請し、その御母に当たる「木花開耶姫命」をご祭神として北山の神と共に祀りました。

    応永4年(1397年)に鹿苑寺(金閣寺)の造営にあたり不便になり両社を合祀、現在の地へ遷座し社号を敷地神社としました。

    敷地神社が「わら天神宮」と呼ばれるようになったのは、神様に捧げていた神饌は稲わらで編んだ籠にいれていましたが、やがて抜け落ちたわらを安産を願う妊婦さんが持ち帰るようになりました。

    それを安産のお守りとして妊婦さんに授与するようになり、その珍しさから「わら天神宮」の名前が広まり定着しました。

    そのことからわら天神宮のご利益は「安産」「子授かり」がありその他に「子供の成長守護」や「縁結び」があります。

    ご祭神

    • 木花開耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)

    ☞天照大神の孫、瓊々杵尊(ににぎのみこと)の妻で絶世の女神と呼ばれている。父は山の神、大山祇神。

    ご利益

    • 安産
    • 子授かり
    • 子供の成長守護
    • 縁結び

    試験合格・開運必勝のパワースポット摂社「六勝神社」

    開運必勝・試験合格・商売繁盛のパワースポットとしても有名な摂社の六勝神社(ろくしょうじんじゃ)。

    六勝神社は伊勢・石清水・賀茂・松尾・稲荷・春日の六柱神(二十二社、上七社のうち平野以外)をお祀りした神社で平安京遷都の際に平野神社の地主神として勧請され、当初は六所神社、六請明神社などと称されていました。

    古くから必勝、成功、開運、商売繁盛の守護神として崇敬をあつめ、明治6年(1873年)に敷地神社境内に遷座する際に、社号を「必勝」の意によって六勝神社と改称しました。

    ご祭神は稲荷神の倉稲魂命(うかのみたまのみこと)ほか5柱を祀っています。

    入試シーズンは参拝者が多くなります。司法試験・公認会計士・税理士など資格試験にもご利益があり参拝者も多く賑わいます。

    敷地神社(わら天神宮)のその他の摂社末社

    八幡神社

    末社の八幡神社(はちまんじんじゃ)ご祭神は応神天皇・神功皇后・比売大神の3柱を祀っており、開運厄除・必勝のご利益があります。

    大山祇神神社

    末社の大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)のご祭神は大山祇神で海上守護・農業守護・鉱山守護のご利益があります。

    綾杉明神

    綾杉明神(あやすぎみょうじん)は樹齢千数百年の神木綾杉の霊を祀るものです。

    明治29年(1896年)の暴風によって倒壊し、僅か地上2mほどになりましたが、神木として崇敬する者が多いため、残った幹に素屋根をかけ「綾杉明神」として祀っています。

    敷地神社(わら天神宮)のお守り

    わら天神宮の授与所は手水舎の前にあり、お守りは安産のお守りが多いです。

    安産祈願一式(腹帯あり)はさらし帯・伸縮性の帯・安産御守・安産お札・赤ちゃんの産衣・お祝いのお菓子・九ヶ月九日参りの申込書・御札参りの封筒で7,000円

    安産祈願一式(腹帯なし)は安産御守・安産お札・赤ちゃんの産衣・お祝いのお菓子・九ヶ月九日参りの申込書・御札参りの封筒で4,000円

    安産御守にはわらのお守りが中に入っています。

    京都十六社朱印めぐり

    京都十六社朱印めぐりとは古都の町中に点在する十六の古社を訪ねる旅です。

    十六社には様々なご利益があり「厄除け」「安産」から「病気平癒」「商売繁盛」「出世開運」まで多彩です。女性の方であれば「縁結び」「子授け」や受験生なら「学業成就」「合格祈願」があり、競馬ファンにも嬉しい「勝運・馬守護」の神社もあります。

    すべて参拝すると干支の置物が授かれます。(十六社目でもらえます)

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    敷地神社(わら天神宮)のアクセス

    • 神社名:敷地神社(しきちじんじゃ)別名わら天神宮
    • 住所:京都府京都市北区衣笠天神森町10(Googleマップ)
    • 駐車場:無料駐車場あり(西大路通り沿い駐車場4台と南側駐車場10台の無料スペースあり)
    • 営業時間:9:00~17:00
    • アクセス:京都市バス「わら天神前」下車すぐ
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    大将軍八神社

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