【京都北野天満宮】学問のご利益だけではない天満宮の総本社

京都市上京区に鎮座します「北野天満宮」(きたのてんまんぐう)は菅原道真をご祭神としてお祀りする神社です。

 

学問の神様、菅原道真は梅が好きであったことから、天満宮の社紋は「梅」になっています。どこの天満宮・天神社に参拝しても社紋は梅になっていますので、意識していなかった方は一度見て頂ければと思います。

 

ここ北野天満宮は全国12,000社ある天満宮・天神の総本社でわたしたちが知っている地元の天満宮・天神社はここから勧請されています。(例えればのれん分けみたいなものです)

 

そしてご祭神の菅原道真が学問の神様ということで、学業成就・合格祈願のご利益があるのはみなさんご存じでしょうが、やはり総本社!ご利益はそれだけではございません。

 

北野天満宮の摂社・末社は50社あり、ご利益は多種にわたります。お金に困らなくなる石のせ大黒天様のスポットなど参拝者が満足できるような総本社になっています。

 

それでは北野天満宮を見ていきましょう。

 

学問のご利益だけではない天満宮の総本社

根本のご利益は合格祈願・学業成就ですが、ご祭神ゆかりの神をお祀りする摂社・末社が50社ありそれぞれにご利益があります。

  • 伴氏社…子供の成長と学業成就のご利益
  • 福部社…開運招福のご利益
  • 火之御子社…雷除け・五穀豊穣のご利益
  • 白太夫社…子授けのご利益
  • 文子天満宮…入試・学徳成就のご利益
  • 地主神社…招福・交通安全・所願成就のご利益

などの社があり、ご利益を授かりたい社を参拝しましょう。(他の摂社・末社は記事後半にも記載しています)

 

全国12,000社の総本社『北野天満宮』の歴史

北野天満宮 一の鳥居

北野天満宮は菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る全国約12,000社に及ぶ天満宮・天神社の総本社になります。

 

村上天皇の天暦元年(947年)に平安京の北西に創始され、天徳3年(959年)藤原師輔が社殿を造営しました。以来朝野の崇敬篤く「天神さま」として全国に伝藩しました。

 

天正年間には豊臣秀吉公が境内一帯の北野松原で北野大茶湯を催し、慶長年間には出雲阿国が京において初めてややこ踊りを演じるなど日本文化発信の中心地として強く意識されてきました。

 

学問の神様を祀る学問のご利益

北野天満宮 本殿

ご祭神

  • 菅原道真(すがわらのみちざね)

相殿

  • 菅原高視(すがわらのたかみ)
  • 北政所吉祥女(きたのまんどころきっしょうめ)

 

ご利益

  • 学業成就
  • 合格祈願
  • その他摂社・末社(50社)のご利益

 

北野天満宮は50の摂社・末社があり、福部社は金運・開運招福、地主社では招福・交通安全・所願成就など多種多様のご利益があります。

 

圧倒的存在の楼門・中門(三光門)

楼門 北野天満宮

三の鳥居をくぐるとようやく現れます楼門。楼門の上部にかけられた額には、「文道大租 風月本主」の文言が刻まれています。

 

北野天満宮 三光門

本殿に向かう中門(三光門)重要文化財に指定されています。

日・月・星の彫刻があることから三光門と呼ばれています。

 

金運アップのパワースポット「大黒天の燈籠」

中門(三光門)の向かって右手に灯籠があり、台座の部分に大黒様が刻まれています。その大黒様の顔の口元にあたる箇所に大きな穴が二つ開いているのですが、そこに落ちないように小石を置き成功した小石を財布の中に入れておくと、お金に困らないと言われています。

 

また小石が落ちないことから、受験生にもご利益があります。

 

この大黒様は北野天満宮でも公式に認められているスポットです。

 

北野天満宮の御神木「北野桜」

北野天満宮 北野桜

社務所前にありますのが、御神木の「北野桜」です。北野桜は樹齢は120年・幹周りは2mです。

 

豊臣秀吉公が造営した本殿

北野天満宮 本殿

現在の本殿は豊臣秀頼公が慶長12年(1607年)に造営されたもので八棟造(やつむねづくり)と称し、権現造(ごんげんづくり)の原型となった桃山建築の代表的遺構であります。

 

お守り・絵馬・御朱印(授与所)

北野天満宮 授与所

授与所では多種多様のお守り(交通安全・身体健康・合格祈願・技芸上達)が購入できます。

北野天満宮 御朱印

同じ授与所にて御朱印の購入ができます。御朱印は御朱印専用受付があります。

 

北野天満宮の境内社

伴氏社

北野天満宮 伴氏社

二の鳥居から三の鳥居に行くまでに末社の伴氏社(ともうじしゃ)が鎮座しています。石鳥居は鎌倉時代に作られ、国の重要美術品に指定されています。

ご祭神は菅原道真の母で子供の成長と学業成就のご利益があります。

 

伴氏社の鳥居は京都御苑の厳島社・京都市右京区の木嶋坐天照御魂神社の鳥居と合わせて京都三珍鳥居と言われています。

 

福部社

北野天満宮 福部社

摂社の福部社(ふくべしゃ)ご祭祭神は十川能福(そがわのうふく)で開運招福のご利益があります。

 

ご祭神の十川能福は道真公に仕えた舎人でありますが、その祭神名や社名よりいつの頃か金運と開運招福を司る「福の神」として崇敬を集めるようになりました。

 

老松社

北野天満宮 老松社

摂社の老松社(おいまつしゃ)ご祭神は島田忠臣(しまだただおき)で植林・林業のご利益があります。

 

火之御子社

北野天満宮 火之御子社

摂社の火之御子社(ひのみこしゃ)ご祭神は火雷神(からいしん)で雷除け・五穀豊穣のご利益があります。

 

ご祭神の火雷神は天満宮鎮座の天暦元年(947年)以前にこの地に祭られ、雷電・火難・豊作などの守護神として広く人々の崇敬を集めました。

 

白太夫社

北野天満宮 白太夫社

摂社の白太夫社(しらだゆうしゃ)ご祭神は渡会春彦(わたらいはるひこ)で子授けのご利益があります。

 

文子天満宮

北野天満宮 文子天満宮

末社の文子天満宮(あやこてんまんぐう)ご祭神は菅原大神。入試・学徳成就のご利益があります。

 

巫女多治比文子(みこたじひのあやこ)に菅原道真の神霊より、わが魂を右近馬場に祭れとお告げがあり、文子は自宅に菅原道真の御魂をお祭りしたことが、北野天満宮の発祥であります。

その後、他の霊能者にも同じ神託が相次ぎ、天暦元年(947年)に天満宮は現在の地に移されました。

文子の住居跡には神殿を造り改めて文子天満宮と称されてきましたが、やがて西の京に移され、更に明治6年にこの場所に遷座されました。

【京都文子天満宮】最強の学業成就のご利益!天神信仰発祥の地

 

地主神社

北野天満宮 地主神社

摂社の地主神社(じぬしじんじゃ)ご祭神は天神地祇(てんじんちぎ)で招福・交通安全・所願成就のご利益があります。

 

天満宮創建以前よりこの地に鎮座していた神社で、ご祭神の天神地祇とは日本国内60余国に祭られたすべての神々の事であり、ともに祭られる3人の息子はいずれも菅原道真の御血縁など、特に道真とゆかりの深い方々であります。現社殿は豊臣秀吉公の造営であり、由緒・規模とも天満宮第一の摂社です。

 

老松社

北野天満宮 老松社

末社の老松社(おいまつしゃ)ご祭神は島田忠臣(しまだただおき)で植林・林業のご利益があります。

 

ご祭神の島田忠臣は道真公の家臣とも伝えられ、また一説には道真公の夫人の父ともいわれています。道真公が亡くなり、御神霊がこの地に降臨されるとき、多数の松が一夜にして生じたという伝説はこの事蹟に基づくものと言われています。

 

御后三柱

北野天満宮 御后三柱

御后三柱(ごこうのみはしら)は天穂日命(あめのほひのみこと)、菅原清公郷(すがわらのきよきみきょう)、菅原是善郷(すがわらのこれよしきょう)の3柱のご祭神を祀っており、学徳成就のご利益があります。

 

十二社

本殿裏手に鎮座します十二社は右から

  • 寬算社
  • 大門社
  • 橘逸勢社
  • 藤太夫社
  • 文太夫社
  • 淳仁天皇社
  • 太宰少貳社
  • 老松社
  • 白太夫社
  • 櫻葉社
  • 吉備大臣社
  • 崇道天皇社

 

八社

本殿左手にある末社八社は右から

  • 福部社
  • 高千穂社
  • 安麻神社
  • 御霊社
  • 早取社
  • 今雄社
  • 貴布禰社
  • 荒神社

 

七社

本殿左手にある末社八社は右から

  • 那伊鎌社
  • 一挙社
  • 周枳社
  • 宰相殿社
  • 和泉殿社
  • 三位殿社
  • 大判事社

 

神明社・文子社

  • (右)末社神明社
  • (左)末社文子社

 

四社

本殿左手にある末社四社は右から

  • 夷社
  • 松童社
  • 八幡社
  • 若松社

 

三社

  • 末社の野見宿祢神社(のみのすくねじんじゃ)ご祭神は野見宿祢(のみのすくね)で武芸・スポーツ上達のご利益があります。
  • 末社の豊国神社(とよくにじんじゃ)ご祭神は豊臣秀吉(とよとみひでよし)で開運・立身出世のご利益があります。
  • 末社の一夜松社(いちやまつしゃ)ご祭神は一夜千松の霊で延命長寿のご利益があります。

 

一之保神社・奇御魂神社

  • 末社の一之保神社(いちのほじんじゃ)ご祭神は菅原大神で学徳成就のご利益があります。
  • 末社の奇御魂神社(くしみたまじんじゃ)ご祭神は道真公の奇御魂で文芸・歌道上達のご利益があります。

 

稲荷神社

北野天満宮 稲荷神社

末社の稲荷神社(いなりじんじゃ)主祭神は倉稲魂神(うがのみたまのかみ)、猿田彦神(さるたひこのみこと)、大宮女命(おおみやめのみこと)の3柱のご祭神を祀っており五穀豊穣・商売繁盛・火難除けのご利益があります。

 

猿田彦社

北野天満宮 猿田彦社

末社の猿田彦社(さるたひこしゃ)ご祭神は猿田彦神(さるたひこのかみ)で交通安全のご利益があります。また、相殿に大宮売神(おおみやめのかみ)が祀られており、芸能・舞踊上達のご利益があります。

 

宗像社

北野天満宮 宗像社

末社の宗像社(むなかたしゃ)ご祭神は宗像三女神で交通安全・海上運輸安全のご利益があります。

 

全国の受験生が奉納している「絵馬掛所」

北野天満宮 絵馬掛け所

境内左奥に絵馬掛所があります。大量の合格祈願絵馬が奉納されています。

 

北野天満宮のアクセス

神社名:北野天満宮(きたのてんまんぐう)

住所:京都府京都市上京区馬喰町

駐車場:無料駐車場あり

 

北野天満宮の周辺神社

【京都平野神社】桜の名所でご利益。女性に人気の可愛いお守り

【京都大将軍八神社】方除けスピリチュアル大将軍社でご利益

【京都今宮神社】玉の輿のお守り持ってご利益授かる

【京都建勲神社】みどころ満載。天下布武の御朱印帳・絵馬

【京都玄武神社】守護四神やすらい祭発祥の地でご利益

【京都清明神社】五芒星のお守りで悪除け・厄除けのご利益

関西の天満宮・天神宮

学業成就・合格祈願 関西神社

【関西】合格祈願・学業成就の人気神社50選【天満宮・天神】

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