岡山県倉敷市に鎮座します厄除け総本山由加山「由加神社本宮」
蓮台寺と由加神社が隣接された、昔の神仏習合の名残があります。
由加神社は色んなご利益が授かれるスポットがあり、特に有名なのが金運アップの由加の弁財天「銭洗弁財天」です。
それではご紹介します。
由加神社本宮の概要
神社名:由加神社本宮(ゆがじんじゃほんぐう)
ご祭神:手置帆負命、彦狭知命、神直日命
ご利益:厄除け、縁結び、金運アップ
旧社格:県社
日本三大権現の一つで、厄除けの総本山として知られる由加山・由加神社本宮は2000年余りの歴史を持つ古社。
その昔、磐座信仰と唱え近郊の人々の守護神として、崇められその後733年に行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が十一面観音を祀り、合わせて神仏混淆(しんぶつこんこう)の霊山として崇拝されてきました。
「ゆがさん・こんぴらさん両参り」と云われ、両社をお参りすればご利益がたくさん頂けるという『両参り』の風習が広がり、今も全国津々浦々から信仰されています。
過去の歴史などから見ても由加の権現様・大神様は「有求必應」(ゆうきゅうひつおう)”求めが有れば必ず應じてくださる神様”として、年間を通じて多くの参拝者をお迎えしています。
”由加神社本宮ホームページより抜粋”
境内の雰囲気
表参道の入口付近の駐車場に停めると、厄除け石段があります。
厄除け祈願の方はここから参拝してください。
ここから行くとちょっと坂道の長い参道を進むことになります。
由加神社の近くまで車で行くことも可能ですので、体調と相談してください。
参道を進みきると右手が由加神社本宮になり、左手は蓮台寺になります。
備前焼で作られた日本一の鳥居
由加神社の鳥居は備前焼で作られており、備前焼で作られた鳥居としては日本一の大きさです。
県指定重要文化財「本殿」
ご祭神の由加大神は「有求必應」(ゆうきゅうひつおう)の言葉で名高く(求めがあれば必ず応じてくれる)という意味であり、毎年正月には35万人以上の参拝者が訪れます。
縁結びの小路
拝殿の床下には「縁結びの小路」があり、雌雄一対の獅子の両脇に小さな社殿があります。社殿には素戔嗚尊がご祭神としてお祀りされており、男性は雌の「女獅子」女性は雄の「男獅子」へお参りすると、ご利益を授かれると言われています。
稲荷宮・天満宮&磐座群
社殿左手には巨石が連なった磐座があります。当地が古代人に信仰される聖地であったと言われています。
磐座の手前には稲荷宮と天満宮が鎮座しています。
この地に天満宮があるのは、道真公が死直後に光明がさし、瑞曇が現れ、道真の御魂が帰ったと言われ、この地に祀られたのがはじまりと言われています。
タコ神様
海の神として大綿津見命をお祀りしています。
児島・下津井・鷲羽山は有数の漁地でタコが有名であることから、海の神をタコと捉え海上、豊漁祈願、魚供養を執り行うために奉納されました。
厄除け橋
厄除け=厄を除けながら渡るもヨシ、厄を踏みつけるもヨシ。渡って厄払いをしましょう。
金運アップのご利益・七福神「銭洗弁財天」
由加神社本宮の本殿地下200mより湧出する霊験あらたかなご霊水で、金銭を洗い清めると不浄の穢れが消え、清浄の福銭になり、洗銭が何倍にもなって返ってくると言われています。
由加神社本宮のアクセス
神社名 | 由加神社本宮(ゆがじんじゃほんぐう) |
住所 | 岡山県倉敷市児島由加2852(Googleマップ) |
営業時間 | 8:30~16:30(受付)参拝自由 |
駐車場 | 無料駐車場100台 |
最寄り駅からのアクセス | JR児島駅下車、由加山行きバス約25分 |
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