私はここ数年で神社がすごく好きになりました。
色んな歴史があり、色んな大きさの神社があり、色んなご利益があり、魅力たっぷりです。
これからも色んな場所に行きたいと思います。
そして神社の作法(マナー)も覚えて、神様に好かれる人間になりたいと思います。
ここ最近、色々と神社を回っていますが、一番古い神社ってどこなの?
と、ふと疑問に思いました。気になりすぎて調べました!!
その名も・・・
大神神社です!!
「おおかみ」と書いて「おおみわ」神社です。
どこにあるかご存知でしょうか。
大神神社とは
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がご祭神であり、その大物主大神が山に鎮まるために、古来本殿は設置せずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社です。
場所は奈良県桜井市にあります。
伊勢神宮や出雲大社より古い神社
81,162。この数字なにかわかりますか?
この数字は神社の総数です。これだけ数が多ければ古くから崇められてきた神社もあれば、近代以降に建てられた神社もあります。その中でも伊勢神宮と出雲大社は「古事記」にて紀元前367年頃に建てられたとされていますが、それ以上前に建てられたのが、「大神神社」と言われています。
他の神社と変わっている事
大神神社には、普通の神社には当たり前にある「本殿」がありません!
それでは何を祀っているかと言いますと、拝殿裏の鳥居から御神体の三輪山を拝する構造となっています。大神神社が最古の神社だと考えられているのは、こうした原初の信仰が残っているからです。
最強パワースポットとしても有名
大神神社は最強のパワースポットとしても有名であり、拝殿までの道はただならぬ雰囲気があります。
ご利益は縁結び・病気平癒・五穀豊穣・産業振興などがあります。
また三輪山には守り神となる白蛇が多く生息しているという言い伝えがあり、白蛇を見ると開運・金運アップのご利益があるとされています。
大神神社の二の鳥居をくぐった先の参道左手に夫婦岩があり、「赤い糸をたどると、三輪の社まで続いていた」という大神主大神(おおものぬしのおおかみ)と女性の恋物語があり、縁結び・夫婦円満のご利益があると信仰されてます。
名称:大神神社
住所:奈良県桜井市三輪1422
駐車場:有320台(無料)
そして、神社を参拝する際は、きちんと作法を守らなければなりません。なぜなら、神道において参拝とは、祈りを捧げるだけではなく、社殿などに降臨した神々へ直接会いに行くことでもあります。
では、神社を参拝する際の作法(マナー)とはどんな事があるのかを紹介します。
参拝の作法
鳥居をくぐる前に一礼する。
手水舎で身を清める
- 右手に柄杓を持ってすくった水で左手を清める。
- 左手に持ち替えて右手を清める。
- 再び右手に柄杓を持ち、左の手のひらに水をためて口をすすぐ。
- 左の手のひらをすすいでから柄杓を立て、残りの水で触れた部分を清める。
- 柄杓を元の場所に戻す
参道を歩くときのルール
中央は神の通り道なので、端を歩かなくてはなりません。
参道横に砂利を敷き詰めている神社が多いのは、参拝者の足元を汚さないようにという意味があったのです。
拝殿
- 賽銭箱の前で一礼し、神鈴を鳴らす。
- お賽銭を投じたら、お辞儀を2回してから、2回手を叩く。両手の指を大きく開いてしっかりと音を鳴らす。
- 神への感謝と祈りを伝えたら、最後にもう1礼してから退出する。
※喪中の場合は2ヶ月ほど参拝は控える。
独自の参拝マナー
参拝の作法は、全国ほとんどの神社で共通しているが中には独自の参拝マナーを奨励している神社もあります。
三重県の伊勢神宮の場合、他の神社ではあたりまえの「賽銭」の習慣がありません。
また、島根県にある出雲大社も独自の参拝マナーがあり、一般の神社では二礼二拍手一拝が基本ですが、ここは二礼四拍手一礼と拍手の回数が多いです。
絵馬のルーツは馬の奉納の変わり
おみくじと同じく、絵馬の奉納を目的に神社に行く人もいると思います。絵馬とは神々への願いを伝えるための木製の祈願札で、馬の絵が描かれ、厩舎の屋根を模したような、五角形のものが多いです。
なぜ馬の絵が描かれているのかというと、かつては絵の馬ではなく本物の馬が奉納されていたからです。
もともと馬は、神への生贄として捧げられていた動物でした。馬は神の乗り物として、神宝や奉納物を神々の世界へ運ぶ神獣だとも信じられていました。
現代の伊勢神宮や住吉大社、上賀茂神社などでは「神馬」と呼ばれる白馬が神の使いとして重視されています。
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絵馬の書き方
願い事は一つだけにして、「したい」と表現せずに「する」と断定するようにしましょう。そうすればより効果が増します。
そして無事に願いが成就したら、もう一度絵馬を奉納します。手助けしてくれた神様への感謝を記し、お礼参りをします。
神社を新しく建てることは可能
神社と言えば、由緒正しく、長い歴史を持っているというイメージが一般的です。たしかに創建2000年を超えると伝わる神社は全国各地に存在します。しかし意外にも、神社の設置はさほど難しい事ではありません。
設置費用さえあれば、だれでも自由に神社を開設することができます。
企業が自社の安寧を祈願するために、子g他の神社や鳥居を社内に設置するのも神社です。正月や創立記念日など、特定の日に一般社員や重役が参拝します。
神社設立に必要なもの
新しい神社を建てるには、「依代」を用意しなければなりません。依代とは神が降りてくる場所です。古い神社の場合は岩や樹木、鏡、剣などであることが多い。
祀る神を決めたら、祭神にしたい神がいる神社から分霊してもらい、後は予定地に建てた社殿に依代を収め、鳥居、賽銭箱、手水舎などをつければ完成です。
ただし、神社本庁のもとで本格的に活動したい場合は、宗教法人となる手続きを踏まなければいけません。
いかがでしたか。最古の神社や参拝のマナー、そして神社うんちく。神社の事を知れば知るほど、奥深く感じますよね。是非とも色々な神社を参拝して頂きたいと思います。