【福井・藤島神社】心結びの絵馬！？誓いや決意を結ぶインスタ映えスポット

桜やあじさいの名所として知られる足羽山の中腹に鎮座しており、境内からは福井市街の景色や足羽川を一望することができます。鎌倉時代の名将、新田義貞とその一族を祀る神社で、新田義貞は文武両道の神様として名高く、スポーツや就職・受験祈願で人気があります。また、妻を大切にしたとも伝えられており、家庭円満や子育ての神としても親しまれています。子供の名付け（撰名）にも定評があるそうでう。

また、藤島神社には1年のはじまりや人生のターニングポイントで書くとご利益を授かれる「心結び絵馬」があります。どういった絵馬かは後程、ご紹介いたします。

それでは藤島神社を見ていきましょう。

文武両道の神様「新田義貞」をお祀りする社殿

藤島神社入り口の大鳥居は、公園通りに面した毛谷黒龍神社の入り口から、通り沿いに150ｍほど北に位置しており長い階段を5分ほど登ると拝殿が見えてきます。

藤島神社は旧別格官幣社としてとして陸海の軍人が崇拝した武運長久を願うお社でした。

現在神社は別表神社で建武中興十五社の一つです。

南北朝時代の武将・新田義貞を主祭神とし、義貞の子の新田義顕・新田義興・新田義宗をはじめ、新田一族と将兵を配祀しています。

新田義貞公は文武両道の神様として名高く、現在はスポーツや学業の神様としても必勝祈願、合格祈願に訪れる人も多いようです。

鎌倉幕府を事実上滅亡させた新田義貞でしたが、延元3年（1338年）灯明寺畷（現・福井市新田塚町）の合戦で戦死しました。義貞の死後300年が経ち、江戸時代（1655年～58年）に義貞が着用していた兜が農民によって発掘され、その場所に「新田義貞戦死此所」の石碑が建てられ「新田塚」と呼ばれるようになりました。

明治時代になって新田義貞を神として祀ろうと運動がおこり、明治3年（1870年）に新田塚に祠を創祀し、明治9年（1876年）に「藤島神社」と名付けられ別格官幣社に列格されました。

明治14年（1881年）には福井市牧の町に遷座しましたが、水害がひどかったため明治34年に現在地の足羽山東山腹に移転しています。

歴史ある神社もPayPay賽銭を採用

これからお賽銭もPayPayで支払う時代になるのであろうか…。

私的には時代の流れに従い、こういったPayPay支払いも違和感はありますが、神社の存続や維持の為には良い事だと思っている派です。

「♪PayPay♪」の支払い音が恥ずかしかったですけど…（ミーハーなんでPayPay支払いしました）

ハートの心結び絵馬

絵馬といえば自分の願望を書くと思いますが、藤島神社の絵馬は「心結び」といって、誓いや決意を自分自身と固く結ぶために書くものだそうです。

自身の決心が揺るがないものにするために・・・

・誓いをたてたい時
・達成したいことがある時
・新しい事を始める時

また、1年の始まりや人生のターニングポイント、今の自分を変えたいと思った時にも「心結び」を書くとよいそうです。

同封されている「心結びお守り」は結び事を書いて赤い紐で結び、肌身離さず持ち歩くことができます。

（絵馬＆お守りセット：初穂料1,600円）

新田義貞の妻がご祭神の野島神社

野島神社の御祭神は、新田義貞の妻・勾當内侍（こうとうのないし）がお祀りされています。

勾當内侍は後醍醐天皇の女官で絶世の美女と伝えられ、義貞公とは深い夫婦愛で結ばれていました。

お社は伊勢神宮の古材で創建されており、家内安全・夫婦円満・諸縁結び・恋愛成就・子育ての神様としても親しまれています。

藤島神社のアクセス

• 神社名：藤島神社（ふじしまじんじゃ）
• 住所：福井県福井市毛矢3-8-21（Googleマップ）
• 営業時間：拝観自由（社務所受付時間 9:00~17:00）
• 駐車場：無料駐車場有り
• アクセス：福井鉄道「商工会議所前駅」から徒歩7分

藤島神社の周辺神社をご紹介

足羽神社

毛谷黒龍神社

出雲大社福井分院

劔神社