「若狭彦神社」(わかさひこじんじゃ)を上社、「若狭姫神社」(わかさひめじんじゃ)を下社とよび、二社を合わせて「若狭国一之宮」(わかさのくにいちのみや)・「上下宮」と称される、若狭最古の神社です。
それでは若狭彦神社を見ていきましょう。
神社の概要
神社名:若狭彦神社(わかさひこじんじゃ)
ご祭神:彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
ご利益:良縁・厄除け・運気アップ・夫婦円満・交通安全・農林商業・海上安全
旧社格:国弊中社(式内社・別表神社)若狭国一之宮
若狭彦神社の御祭神は、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)です。現在の小浜市に彦神が唐人の俗体をして白馬に乗って雲の中から降臨した事によります。降臨した714年に現在の白石神社(小浜市)に仮の社殿を営み、715年に現在の地に移されました。現在の本殿は1813年、神門は1830年、随神門は江戸時代後期の造営です。上社は山を背に建てられ、本殿の前面屋根が短い造りになっています。
境内の雰囲気
一の鳥居をくぐり境内に入ると、静かな杉木立の参道が続きます。
社殿へ進む途中に参道を挟んで両脇に2本の大きな杉の木が現れます。
こちらは二の鳥居の代わりとされる大杉です。
木のそばの立札には「2本の大杉の中央で空を見上げ、来し方を想い、行く末を念じましょう」と書いてあります。
少し立ち止まり、空を見上げてみましょう!!
両サイドには吉祥八人が祀られています。
吉祥八人は、若狭彦神社のご祭神である彦火火出見尊と、若狭姫神社の祭神豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が、この地に降り立った時、一緒に同行していた眷属(けんぞく)です。
大きな石が置いてある場所は、拝殿跡。風害で倒壊してしまったようです。
こちらは若宮社です。
御祭神は彦火火出見尊と豊玉姫命の御子神である「鸕鷀草葺不合尊」(うがやふきあえずのみこと)が祀られています。
御朱印
若狭彦神社には社務所が無いため、ここでは御朱印を頂くことが出来ません。
お礼やお守り、御朱印を頂きたいときは若狭姫神社の社務所でお願いすることになります。
上社下社両方の御朱印を頂きたいときは、必ず忘れずにそのむねを伝えましょう!
若狭彦神社のアクセス
神社名 | 若狭彦神社(わかさひこじんじゃ) |
住所 | 福井県小浜市竜前28-7 (Googleマップ) |
営業時間 | 9:00~17:00(拝観) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
最寄り駅からのアクセス | JR「東小浜駅」下車 徒歩15分 |
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