京都市左京区に鎮座します「平安神宮」(へいあんじんぐう)は平安遷都1100年を記念して建立された神社で、京都三大祭りの「時代祭」が行われる場所でもあります。
敷地面積は平安神宮の神苑を含め20,000坪あり、6棟が国の重要文化財に指定されています。
また大鳥居は高さ24mと日本有数の大きさを誇っており、みどころたっぷりの神社となっています。
それでは平安神宮を見ていきましょう。
- 神社名:平安神宮(へいあんじんぐう)
- ご祭神:桓武天皇・孝明天皇
- ご利益:縁結び・開運招福・商売繁盛・厄除け・学業成就
- 旧社格:官幣大社(別表神社)
- 平安京の中心であった朝堂院を8分の5スケールで再現した神宮
- 朱の大鳥居
- 国の重要文化財に指定されている”蒼龍楼”と”白虎楼”
- 住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町(Googleマップ)
- 営業時間:6:00~17:30
- 駐車場:有料駐車場あり
- アクセス:京都市バス「平安神宮前」バス停下車 徒歩5分 京阪電車「三条駅」または「神宮丸太町駅」下車 徒歩15分
京都屈指のパワースポット神社
平安京は中国の影響を受けて、四神相応「北(玄武)、東(蒼龍)、西(白虎)、南(朱雀)」という考えを元に造られた都市とされています。
神社で言いますと、北の玄武が上賀茂神社・東の蒼龍が八坂神社・西の白虎が松尾大社・南の朱雀が城南宮で中心がこの平安神宮となっています。(京都5社めぐり)
平安神宮がパワースポットと言われているのは運気が満ち溢れる繁栄する土地「龍穴」の上に建っているため、平安神宮全体がパワースポットになっているからです。
平安神宮のご利益は「開運招福」「商売繁盛」「厄除け」「学業成就」などありますが、戦前に神前結婚式がここ平安神宮で行われ多くのカップルが結ばれたという事から「縁結び」のパワースポットとして信仰をあつめています。
平安遷都1100年を記念して建立された平安神宮
創建は明治28年(1895年)で桓武天皇(かんむてんのう)の平安遷都1100年祭を記念して第50代天皇の桓武天皇を祭神として建立されました。
その後、皇紀2600年にあたる昭和15年(1940年)に平安京最後の天皇である第121代天皇の孝明天皇(こうめいてんのう)が祭神に加えられました。
平安神宮は平安京の中心であった朝堂院を8分の5スケールで再現した神宮です。
毎年10月に京都三大祭り(八坂神社の祇園祭、上賀茂神社・下鴨神社の葵祭)の一つであります「時代祭」が開催されます。
ご祭神
- 第50代天皇 桓武天皇(かんむてんのう)
- 第121代天皇 孝明天皇(こうめいてんのう)
平安神宮の朱の大鳥居
応天門から約300mほど南にある鳥居は高さ24m・幅18m・柱の径が約11mあります日本でも有数の大鳥居です。
大鳥居は昭和3年(1928年)に昭和天皇即位の礼を記念して昭和4年(1929年)に造営されました。
平安神宮の神門「応天門」
大極殿の手前にそびえる応天門は平安遷都1100年にあたる明治28年に往時の様式を復元し、平安神宮の「神門」として建造されたものです。
国の重要文化財に指定されています。
平安時代の政治の中心「大極殿」
大極殿は天皇がお出ましになり、詔(みことのり)を発せられた場所で平安京の大内裏朝堂院(だいだいりちょうどういん)の正殿大極殿を模して建てられました。
国の重要文化財に指定されている”蒼龍楼”と”白虎楼”
大極殿の左右に配されています、蒼龍楼(そうりゅうろう)と白虎楼(びゃっころう)は創建時に建立され、現在は国の重要文化財に指定されています。
白虎楼からは神苑(しんえん)に入る入口があります。(別途拝観料大人600円・小人300円)
桜みくじで「結び木」に満開の桜を咲かす!
桜が咲く季節の期間限定で発売される「桜みくじ」(はなみくじ)はユニークで普通のおみくじは「大吉」「中吉」「小吉」「凶」「大凶」ですが、桜みくじは「つぼみ」「つぼみふくらむ」「咲初む」「三分咲き」「五分咲き」「八分咲き」「満開」となっています。
その桜みくじを神楽殿の前にある3本の「結び木」に結べば願いが叶うと言われています。
平安神宮のアクセス
- 神社名:平安神宮(へいあんじんぐう)
- 住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町(Googleマップ)
- 営業時間:6:00~17:30
- 駐車場:有料駐車場あり
- アクセス:京都市バス「平安神宮前」バス停下車 徒歩5分 京阪電車「三条駅」または「神宮丸太町駅」下車 徒歩15分
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