【京都・薭田野神社】清めの真砂で癌封じのご利益を授かる

京都府亀岡市に鎮座します「薭田野神社（ひえだのじんじゃ）」。この神社を一言で言い表すなら「優しさ」ですかね。なにが優しいかと言いますと、①→②と次はこちらを参拝してくださいと番号を打ってもらっているところです。なんとも参拝者に優しい神社です。

そんな薭田野神社は癌封治・健康長寿のご利益があると知られており、神社を示す看板にも大きく書かれています。

それでは多くのご利益やスポットがあります薭田野神社を見ていきましょう。

女性の守り神をお祀りする「薭田野神社」の歴史

和銅2年（709年）に丹波国主の大神朝臣狛麻呂により佐伯郷の産土神として創建されました。延喜式にも登録され由緒正しい古い社に属します。

薭田野神社は平安時代中期より真言宗の寺院を併設した神宮寺として栄え、鎌倉時代以降は薭田八幡宮と称し疫病退散・健康長寿の霊験あらたか社として信仰を集めました。

神仏分離令により寺院を廃し元の「薭田野神社」としました。

古来女性の守り神としても知られ、最近では悪病退散・癌封治の社としても全国的に信仰を集めています。

亀岡の自然100選にも選ばれています。

ご祭神

• 保食命（うけもちのみこと）

☞五穀豊穣・食物を司る偉大な女神で伊勢神宮外宮の豊受大御神と同神とされています

• 大山祇命（おおやまづみのみこと）

☞全国の山を司る山の神

• 野椎命（のづちのみこと）

☞野の神で田畑の作物の守り神

ご利益

• 五穀豊穣
• 商売繁盛
• 無病息災
• 延命長寿
• 智恵・美人と癌封じ

自問自答を解決してくれる「石の環くぐり」

手水舎の隣にありますのが、石の環くぐり（いしのわくぐり）です。

石の環の中央で願い事を念じる事により、360°から神のご神徳を頂き、自らの課題を解決するご利益を授かれます。

一心に念じた後、左前方の鈴の前に立ち鈴を振り、自分の願いに見合う賽銭を献じます。

自分の願いに見合う賽銭って…。

鎌倉時代に造られた「京式八角石燈籠」と「本殿礎石」

社殿内左手に京式八角石燈籠があります。石燈籠は鎌倉時代に造られたものです。

本殿右手にありますのが、御本殿礎石（そせき）です。礎石も石燈籠と同じく鎌倉時代に作られたものです。

健康の庭・長寿の瀧

境内右手に健康の庭・長寿の瀧があります。

石に宿る力を授かれる「必勝気力石」

石に両手をあて、自分の達成したい思いを一心に念じる事によりこの石に宿るご神徳を頂き、願いをかなえるまで頑張れる、強い気力を授かろうとする石です。

薭田野神社の境内社（摂社・末社）

春日神社

社殿内右手に摂社の春日神社が鎮座しています。ここからでは見えませんが春日社の社と同じ大きさほどの狛犬がおります。 

ゑびす神社

境内右手前に鎮座しているのが、ゑびす神社です。

招金稲荷社

境内左手の稲荷鳥居をくぐると鎮座しているのが、招金稲荷社です。

おかねをまねくおいなりさんと書かれた看板があります。

念じれば必ずご利益があるパワースポット「不思議な魂石」

幸魂奇魂（さきみたまくしみたま）と刻まれた魂石。奇しくも戴く不思議な神の恵みの事を奇魂と言います。

この魂石を撫でる・抱きつく・頬ずり・接吻などなんでもいいのでこの魂石に念じ不思議な恵みを授かりましょう。

癌封治瘤の木

招金稲荷社の隣にありますのが、癌封治瘤の木（こぶのき）です。

樫の木には悪病を吸い取る霊木の言い伝えがあり、不幸や災いを吸い取るということから、樫の木のコブを撫でると人の悪病・癌病を封じてくれると言われています。

お守り・御朱印・ご祈祷（授与所）

ここでお守り・ご利益グッズ・ご祈祷・御朱印の購入ができます。

• お守り（癌封じ・悪病退散・病気平癒・安産・智恵・交通安全・開運厄除け・縁結び・健康安全）
• ご利益グッズ（癌封じブレスレット・絵馬）
• ご祈祷（癌封じ・病気平癒・厄除け・合格・七五三・交通安全・その他）

悪霊退散・癌封治のお砂

拝殿の前に置かれている樽に入っている砂が「悪霊退散・癌封治の清めの真砂」です。

護身の祭で護摩木を焚きあげた時に敷いた清めのお砂で「悪霊退散・癌封治」のご利益があります。

各自お砂を袋に持ち本殿に参拝後、そのお砂を持ち帰り、小皿にのせて家の玄関口にお奉りします。

薭田野神社のアクセス

• 神社名：薭田野神社（ひえだのじんじゃ）
• 住所：京都府亀岡市稗田野町佐伯垣内亦1（Googleマップ）
• 駐車場：無料駐車場あり
• 営業時間：9：00～16：00
• アクセス：JR亀岡駅よりバス15分

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