京都市伏見区横大路に鎮座します田中神社(たなかじんじゃ)は伊勢神宮のご祭神である天照大御神の弟神である素戔嗚尊をお祀りする神社です。
この神社は京都競馬場から一番近い『馬の神様』の神社として信仰をあつめ競馬ファンのみならず競馬関係者が崇敬する神社でもあります。
社殿前には馬の像があり、ご利益も「勝ち馬」「勝運」であることから競馬場に向かう前には祈願しに立ち寄りたい場所ではありますね。
- 神社名:田中神社(たなかじんじゃ)
- ご祭神:素戔嗚尊・櫛稲田姫尊・八柱御子神
- ご利益:勝ち馬・子宝・安産・子孫繁栄・勝運
- 京都競馬場に一番近い神社でご利益は「勝ち馬」
- 応神天皇をお祀りする「北向虫八幡宮」
- 住所:京都府京都市伏見区横大路天王後51(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:拝観自由
- アクセス:京都市バス「横大路車庫前」下車徒歩7分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
京都競馬場に一番近い神社でご利益は「勝ち馬」
競馬場に立ち入る前にまずはお詣りしたい場所はここではないでしょうか。一日の勝運を神様にお祈りして澄んだ気持ちで向かいたいですよね!
社殿前にも馬の木彫りがあり気持ちを高ぶらせてくれます。
田中神社は京都競馬場の駐車場がある京都守口線(13号線)を北向きに2kmほど走った場所にあるので、早く競馬場に行きたい気持ちは分かりますがまずは神頼みをしてから向かってもいいのではないでしょうか。
ギャンブルをされない方でも「人生の勝ち運」をここで祈願してみましょう。
素戔嗚尊をお祀りする社殿
社殿によれば、平安時代の後期に元々下鳥羽田中里の地に鎮座していましたが、社殿が洪水で流され当地に本殿が無傷で流れ着いたので、改めて社殿を造営し、祇園社(八坂神社)から牛頭天王を勧請しお祀りしました。現在は下鳥羽地区と横大路地区の産土神としてまた馬の神様として参拝者の信仰を集めています。
ご祭神
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 櫛稲田姫尊(いなだひめのみこと)
- 八柱御子神(やはしらのみこがみ)
ご利益
- 勝ち馬
- 子宝
- 安産
- 子孫繁栄
- 勝運
田中神社の境内社(摂社・末社)
応神天皇をお祀りする「北向虫八幡宮」
北向八幡宮は元々田中神社の御旅所付近(横大路草津町)に祀られていましたが明治5年(1872年)にこの地に遷座しました。
平安時代中期の村上天皇の第二皇子の憲平親王が幼いころから疳の虫(かんのむし※夜泣き)が激しかったので、母藤原安子が当社に祈願したところ平癒したことから、夜泣き・虫封じ・心安らかのご神徳があり、信仰を集めています。
また田中神社の御旅所は平安宮・大内裏の真南にあり、北向八幡宮は平安宮の大内裏の方向を向いていることから大内裏を守護してきた神社であり田中神社の境内にありますが、由緒ある神社となっています。
天満宮・道祖社
右手は天満宮でご祭神は菅原道真をお祀りし学業成就・合格祈願のご利益があります。
左手が道祖社でご祭神は猿田彦命をお祀りし道開きのご利益があります。
草薙社
草薙社のご祭神は草薙剣(くさなぎのつるぎ)八俣遠呂智霊(やまたのおろちのれい)をお祀りしています。
ご祭神素戔嗚尊の伝説の逸話「ヤマタノオロチ」のヤマタノオロチの霊をお祀りしているという草薙社。
出雲の地にも参拝しましたが、当地にもヤマタノオロチをお祀りしている神社がなかったのですごく珍しく思います。
雲水社
雲水社のご祭神は市杵島姫命で芸能上達・金運向上などのご利益があります。
田中神社のアクセス
- 神社名:田中神社(たなかじんじゃ)
- 住所:京都府京都市伏見区横大路天王後51(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:拝観自由
- アクセス:京都市バス「横大路車庫前」下車徒歩7分
ノバブロ神社インスタグラム
この投稿をInstagramで見る