京都市山科区に鎮座します折上稲荷神社(おりがみいなり)は稲荷山の奥にあることから伏見稲荷大社の奥宮と呼ばれており、その昔、孝明天皇が即位される際に側で仕える女官の多くが病で倒れた事で天皇即位が危ぶまれました。
そこで祈祷が命じられ奇跡的に回復し、事なきを得て、折上稲荷神社に「長命箸」を奉納されました。それ以降「働く女性の守り神」として女性社長、女優、女性芸能人、OLなど女性の崇敬を集めています。
それでは折上稲荷神社をみていきましょう
神社の概要
神社名:折上稲荷神社(おりがみいなりじんじゃ)
ご祭神:倉稲魂神、保食神、稚産霊神
ご利益:仕事運、開運、良縁、玉の輿
旧社格:村社
創建は和同4年(711年)で神社境内の稲荷塚に稲荷神が降りてこられ、稲荷山の奥にあることから伏見稲荷大社の奥宮として創建されたと言われています。
第121代天皇の孝明天皇が即位される際に、側で仕える女官の多くが病で倒れ、天皇が即位が危ぶまれた際に、神社に祈祷を命じ女官たちは、奇跡的に回復し事なきを得ました。
孝明天皇は女官たちが今後も元気で働いてくれるようにと、当社に「長命箸」を奉納しました。
以来、当社は「働く女性の守り神」として厚く信仰される事となりました。
境内の雰囲気
由緒でもありますように、女官たちが奇跡的に回復したことから、女官たちのあいだで「折上稲荷神社のご利益は折り紙付き」と言われるようになり、現在は女性社長やOL、女優や女性芸能人がお忍びで参拝されます。
参拝される方の90%は女性という、女性のための神社ですね。
稲荷塚でご利益めぐり!
境内で無料で配布されている稲荷塚の地図があるので、①~㉘までのご利益スポットを巡りましょう。
稲荷塚は約1500年前からある場所で伏見稲荷大社と共に最古の稲荷神と言われています。
三大苦労を取り除いてくれる「三九郎稲荷神社」
看板にも書いているように、人間が生きていく上での三大苦労(人間関係・健康・お金)を除いてくださる稲荷様です。
三九郎稲荷には三頭の白キツネがお祀りされており、白キツネ三頭が苦労してようやくこの地に辿り着いた事から、三頭の苦労した稲荷(三苦労稲荷)と言われています。
折上稲荷神社のアクセス
神社名 | 折上稲荷神社(おりがみいなりじんじゃ) |
住所 | 京都府京都市山科区西野山中臣町25番地(Googleマップ) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 無料駐車場あり(5台) |
最寄り駅からのアクセス | 京阪バス「折上神社前」下車 徒歩3分 |
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