【大阪・大阪天満宮】合格祈願・立身出世の願いが叶う「本殿通り抜け神事」

    【大阪・大阪天満宮】合格祈願・立身出世の願いが叶う「本殿通り抜け神事」

    大阪市北区に鎮座します「大阪天満宮」(おおさかてんまんぐう)は全国の中でも上位に入る「天神社」を代表する神社で(総本社は京都の北野天満宮)毎年7月24日・25日には日本三大祭のひとつ「天神祭」が行われる場所としても有名です!

    また大阪天満宮では年に数回しか行われない本殿を通り抜ける学業成就・合格祈願・立身出世の「本殿通り抜け神事」が行われ、受験生や受験生の父兄・ビジネスマンなどで賑わいます。

    他にも「大坂四ヵ所の清水」と賞された御神水や願いを込めて運試しができる「願い玉」など多数のスポットがあるのも大阪天満宮の特徴です。

    それでは大阪天満宮を見ていきましょう。

    大阪天満宮 基本情報
    • 神社名:大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)
    • ご祭神:菅原道真
    • ご利益:学業成就・合格祈願
    • 旧社格:府社(別表神社)
    大阪天満宮 アクセス
    • 住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8(Googleマップ)
    • 駐車場:無料駐車場あり
    • 営業時間:9:00~17:00
    • アクセス:地下鉄谷町線堺筋線「南森町駅」下車徒歩5分、JR東西線「大阪天満宮駅」下車徒歩5分
    目次

    登竜門をくぐり本殿を通り抜ける「通り抜け神事」で最強のご利益

    大阪天満宮登竜門をくぐり本殿を通り抜ける「通り抜け神事」で最強のご利益

    大阪天満宮の本殿の両サイドには登竜門と言われる門があり、通常では参拝者が立ち入ることができない本殿の中を通る参拝「本殿通り抜け神事」があります。

    合格祈願の参拝で並ばれている受験生やビジネスマン・経営者の方も参拝されいて、ご心身の名刺を奉納することによって出世開運・昇進のご利益が授かれると言われている通り抜け神事です。

    通り抜け神事の申し込み方法

    大阪天満宮通り抜け神事の申し込み方法

    授与所にて「合格守・就職守・学徳守」(初穂料各3,000円)を購入します。

    大阪天満宮通り抜け神事の申し込み方法
    大阪天満宮通り抜け神事の申し込み方法

    購入すると「絵馬」と「ご本殿参拝券」と「祈願用紙」が入っています。

    「絵馬」と「祈願用紙」は本殿通り抜け後に絵馬掛け所や記入するブースがありますので、黄色い用紙の「御本殿参拝券」を持って並びます。

    ※1枚につき1人しか通り抜けすることはできません。

    ※当日券では無いのであらかじめ購入しておいて後日通り抜けする事もできます。

    通り抜け神事の参拝方法

    大阪天満宮通り抜け神事の参拝方法

    通り抜け神事の入口は授与所側の通りになります。

    登竜門の入口で「御本殿参拝券」を見せて本殿に入ります。

    大阪天満宮通り抜け神事の参拝方法

    通り抜け神事の出口を過ぎ絵馬掛け所付近に大阪天満宮の創建のきっかけとなった「大将軍社」があるのですが、この場所が通り抜け神事の入口と間違って行列ができていましたので間違わないように!

    大阪天満宮通り抜け神事の参拝方法

    3名ずつ本殿通され本殿にて「御本殿参拝券」を奉納し祈願します。

    その間ものの1分足らず…もう少し本殿を堪能したかった気持ちでいっぱいです。

    大阪天満宮通り抜け神事の参拝方法

    絵馬掛け所で絵馬と祈願用紙を奉納

    大阪天満宮絵馬掛け所で絵馬と祈願用紙を奉納

    絵馬と祈願用紙を書くブースが用意されていますので、絵馬はサインペンで祈願用紙はエンピツで記入します。

    記入後は祈願用紙納所箱に祈願用紙を入れ、絵馬は絵馬掛け所に奉納しこれで完了です。

    大阪天満宮絵馬掛け所で絵馬と祈願用紙を奉納

    通り抜け神事日程

    大阪天満宮通り抜け神事日程

    令和5年(2023年)の日程は

    • 1月14日(土)15:00~16:00
    • 1月15日(日)15:00~16:00
    • 1月21日(土)15:00~16:00
    • 1月24日(火)14:00~15:00
    • 1月25日(水)14:00~15:00
    • 2月05日(日)15:00~16:00
    • 2月18日(土)15:30~16:30
    • 3月04日(土)15:30~16:30

    ※天候・境内の状況によって開始時刻を変更する場合があります。

    大将軍社の創建が大阪天満宮の原点

    大将軍社の創建が大阪天満宮の原点

    白雉元年(650年)に孝徳天皇(こうとくてんのう)が難波長柄豊崎宮(なにわのながらのとよさきのみや)を造営した際、その西北に守護神として大将軍社を創建したのがそもそものはじまりで延喜元年(901年)に菅原道真が大将軍社に参詣し旅の安全を祈願しました。

    延喜3年(903年)に道真公が亡くなり天暦3年(949年)に大将軍社の前に7本の松が生え霊光を放ったという奇妙な話が都に伝わり、それを聞いた村上天皇の勅命によりこの地に天満宮が建立されることになりました。

    大阪天満宮は度々火災に見舞われ享保9年(1724年)の享保の大火では全焼しました。のちに復興しましたが天保8年(1837年)の大塩平八郎の乱でまたも全焼し、天保14年(1843年)に再建され現在に至っています。

    菅原道真をご祭神として祀る社殿とご利益

    大阪天満宮菅原道真をご祭神として祀る社殿とご利益

    ご祭神は平安時代に活躍した政治家「菅原道真」で別名「天神様」とも呼ばれています。

    ご祭神

    • 菅原道真(すがわらのみちざね)

    天満宮は菅原道真の怒りを鎮めるため!?牛・梅などの由来は

    相殿

    • 手力男命(たぢからおのみこと)
    • 猿田彦大神(さるたひこおおかみ)
    • 野見宿禰(のみのすくね)
    • 蛭子尊(ひるこのみこと)

    ご利益

    • 学業成就
    • 合格祈願

    表大門の天井にある一風変わった「方位盤」

    大阪天満宮表大門の天井にある一風変わった「方位盤」

    大阪天満宮の表大門の天井にはカラフルな美しい「方位盤」が吊るされています。

    そしてよく見ると十二支の「酉」が鶏ではなく「鳳凰」になっています!これには当然訳があり、菅原道真が道明寺にある叔母(覚寿尼)のところに訪れた際に(道明寺天満宮には道真公と覚寿尼がご祭神として祀られています)別れを惜しむ中で鶏の声により出立を促されたため、鶏系の物はお供えにしないと言われています。

    また鶏は不吉を告げる妖鳥であるとか、雷を呼ぶ等と言われているため天神信仰においては忌避されています。

    そこで「酉」が「鳳凰」になったわけですが、大将軍とは陰陽道でいう西方の星「太白星(金星)」の精であり、その乗り物が鳳凰であったため、「鳳凰」が描かれています。

    大坂四ヵ所の清水と賞された「天満天神の水」

    大阪天満宮大坂四ヵ所の清水と賞された「天満天神の水」

    江戸時代の町人は生活用水を河川や井戸から汲んでいましたが、その井戸水は決して良水とは言えませんでしたが、大阪天満宮の井戸水は「千日前の福井の水」「道頓堀の秋田屋の水」「聚楽町の愛宕の水」とともに「大坂四ヵ所の清水」と賞された評判の水でした。

    その名水を毎月1日・10日・25日の3日間だけ頂くことができます。(9:00~17:00まで)

    1年間の幸運をゲットできる「うそ替え神事」

    大阪天満宮1年間の幸運をゲットできる「うそ替え神事」

    大阪天満宮では変わった神事があり、それが「うそ替え神事」です。1月24・25日に境内で行われる「うそ替え神事」はご祭神である『菅原道真』が無実の罪で左遷された後も「誠の姿勢」を貫いたことにちなんだ神事です。

    「うそ替え神事」では1人1つずつ「鷽鳥(うそどり)御守」を持ち、太鼓の音に合わせ周りの人とお守りを交換していきます。

    最後に手元に来たお守り袋を開け金製か銀製の鷽鳥の引換券が入っていれば1年間幸福になれるといわれています。

    「願い玉」に願いを込めて運試し

    大阪天満宮「願い玉」に願いを込めて運試し

    大阪天満宮の境内を奥の鳥居から出た場所に星合池があり、その池の梅の花を模した的があります。

    • 赤:良縁・恋愛
    • 黄:商売繁盛
    • 白:健康・病気平癒
    • 青:芸能・芸術・武術
    • 緑:学徳・合格
    • 金:万願成就

    願い玉を3つ選び(初穂料500円)成就させたい思いを心に浮かべながら的に願い玉を投じ、願いごとをした色の的に願い玉が載れば成就すると言われています。

    自動販売機もお祭りモードで見るだけでテンションが上がりますね!

    大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    大将軍社(摂社)

    大阪天満宮の境内社

    ご祭神である菅原道真公が太宰府に向かう前に参拝したという大将軍社。

    天満宮の創建よりも250年も遡った650年に創建され、大将軍社が鎮座されているこの地に天満宮が創建されたことになります。

    白米稲荷社

    大阪天満宮の境内社

    白米稲荷社のご祭神は稲荷大神(いなりおおかみ)をお祀りしており、伏見稲荷大社の奥院と称されています。

    八坂社

    八坂社大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    八坂社のご祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で疫病退散・縁結びなどのご利益があります。

    八坂神社の総本社

    吉備社・八幡社・松尾社

    吉備社・八幡社・松尾社大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    左手「吉備社」・真ん中「八幡社」・右手「松尾社」になります。

    • 吉備社…ご祭神は吉備真備(きびのまきび)
    • 八幡社…ご祭神は応神天皇(おうじんてんのう)
    • 松尾社…ご祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)

    ご祭神をお祀りする神社

    神明社

    神明社大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    神明社のご祭神は天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)と豊受皇大神(とようけすめおおかみ)の2柱を祀っています。

    天照大御神と豊受皇大神を祀る神宮

    老松神社

    大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    老松神社のご祭神は住吉大神(すみよしおおかみ)と神功皇后(じんぐうこうごう)の2柱を祀っています。

    白太夫社

    大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    白太夫社のご祭神は道真公の教育係として仕えた渡会春彦(わたらいはるひこ)で子授けのご利益があります。

    老松社 紅梅殿

    大阪天満宮の境内社(摂社・末社)

    老松社紅梅殿のご祭神は道真公が愛でた梅の霊「御愛樹之霊」を祀ります。

    十日えびすは主役になる蛭子門

    大阪天満宮十日えびすは主役になる蛭子門

    表大門の隣にある蛭子門は普段は大阪天満宮の駐車場の入り口になっています。

    大阪天満宮のアクセス

    • 神社名:大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)
    • 住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8(Googleマップ)
    • 駐車場:無料駐車場あり
    • 営業時間:9:00~17:00
    • アクセス:地下鉄谷町線堺筋線「南森町駅」下車徒歩5分、JR東西線「大阪天満宮駅」下車徒歩5分
    ノバべ

    Instagramやっています!
    →→インスタはこちら←←

    大阪天満宮の周辺神社をご紹介

    堀川戎神社

    露天神社

    難波神社

    坐摩神社

    【大阪・大阪天満宮】合格祈願・立身出世の願いが叶う「本殿通り抜け神事」

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    目次