島根県出雲市の朝山に鎮座します朝山神社(あさやまじんじゃ)はご祭神に大国主大神の妻の一柱である「眞玉著玉之邑日女命」(またまつくたまのむらひめのみこと)をお祀りしています。
この神社は知る人ぞ知る「全国の神々が出雲大社の神在祭の前に立ち寄ってから出雲大社に向かわれる」という神在祭には必要不可欠な神社なのです。
それでは朝山神社を見ていきましょう。
- 神社名:朝山神社(あさやまじんじゃ)
- ご祭神:眞玉著玉之邑日女命・神魂命・大己貴命
- ご利益:良縁結び・美肌・才色兼備
- 旧社格:県社(式内社)
- 全国の神々が出雲大社の前に立ち寄るのが朝山神社
- 住所:島根県出雲市朝山町1404(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:拝観自由
全国の神々が出雲大社の前に立ち寄るのが朝山神社
旧暦10月10日から17日まで神々を出雲地方にお迎えし会議が開かれるという神在祭。神々は稲佐の浜に上陸したのちに最初に訪れる神社が朝山神社と言われています。
旧暦10月1日から10日まで朝山神社に立ち寄ってから出雲大社に向かわれます。
そのため、この朝山神社でも出雲大社と同じように、神々の宿(十九社)を設けています。
社殿右手に鎮座します境内社の朝山十九社。ここに神々が泊まられるのですが、出雲大社の十九社とは違い想像していた以上に小さくてビックリしましたが…。
ちなみに出雲大社の十九社はこちら
正面からだと広すぎて写真におさまりません。
神様的にも「朝山神社って狭くない?」「相部屋の朝山神社とは違って出雲大社の方は個室だからいいよね!」って声が聞こえそうなほど違いがあります。
朝山神社という社名になった由来
朝山神社の由来は大国主大神が眞玉著玉之邑日女命と結婚し、朝ごとにこの地に通いになったので朝山という社名になったと言われています。
大国主大神に関わりのあるご祭神をお祀りする社殿
ご祭神
- 眞玉著玉之邑日女命(またまつくたまのむらひめのみこと)
☞大国主大神の妻の一柱
- 神魂命(かみむすびのみこと)
☞造化三神の一柱で古事記では「神産巣日神」と書く。大国主大神が八十神らに殺された際に生き返らせた神で少彦名大神は神魂命の子。
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
☞大国主大神の別名
ご利益
出雲大社と同じ縁結びのご利益とご祭神の眞玉著玉之邑日女命が容姿端麗だったことから、美肌・才色兼備のご利益があります。
- 良縁結び
- 美肌
- 才色兼備
朝山神社の境内社(摂社・末社)
星宮社
ご祭神:皇之命
舟子神社
ご祭神:猿田彦命
杉尾神社
ご祭神:豊受姫命
朝山十九社
ご祭神:八百万神
朝山神社の境内の雰囲気
社殿左手の木の根元に七福神の布袋尊と誰かわかりませんでしたが、2つの像がお祀りされています。
なぜこの場所に2体の像があるかは謎です。
天照大御神がお祀りされている石碑があります。
朝山神社のアクセス
- 神社名:朝山神社(あさやまじんじゃ)
- 住所:島根県出雲市朝山町1404(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:拝観自由
懸社朝山神社の石碑を通過し坂道を登っていくと車一台が通れる細い道になりますが、それをまだ進むと朝山神社の手前に広い朝山公園の駐車場が見えます。そこに駐車しても問題はありませんが、そこの大きな駐車場を超えると朝山神社の専用駐車場があります。
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