島根県出雲市須佐に鎮座しています「須佐神社」(すさじんじゃ)は八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した須佐之男命と妻・妻の両親をご祭神としてお祀りしている神社です。
須佐之男命がお祀りされている神社はたくさんありますが(京都の八坂神社を総本社として勧請された神社)この場所は特別で、須佐之男命が色々な土地を開拓したのち、この地を最後に開拓し「この国は良い国だから自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と言って「須佐」と命名し自分の御魂を沈めた唯一、須佐之男命の魂をお祀りしている神社です。
須佐之男命「終焉の地」ともいえます。
スピリチュアル・カウンセラーの江原氏もこの須佐神社こそが「日本一の神社」と言われたほどのパワースポットです。
それでは須佐神社を見ていきましょう。
- 神社名:須佐神社(すさじんじゃ)
- ご祭神:須佐之男命・稲田比売命・足摩槌命・手摩槌命
- ご利益:家内安全・子孫繁栄・良縁結び・農耕・畜産・漁業の繁栄・商売繁盛・事業安全振興・交通安全・厄除け・除災・諸障退散・疫病平癒・延命長寿・精神錯乱の恢復(かいふく)
- 旧社格:国弊小社(式内社・別表神社)
- 語り継がれる伝説の『須佐神社の七不思議』
- 樹齢1300年のご神木「大杉」
- 大杉とスサノオノミコトのパワーをいただける「大杉さんの木精」
- 住所:島根県出雲市佐田町須佐730(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり(20台)
- 営業時間:9:00~17:00(授与所)
- アクセス:JR出雲市駅からバスで40分
究極のパワースポット!スサノオ終焉の地
須佐神社は須佐之男命(すさのおのみこと)稲田比売命(いなたひめのみこと)足摩槌命(あしなづちのみこと)手摩槌命(てなづちのみこと)の4柱をご祭神としてお祀りしています。
この4柱のご祭神は日本神話の八岐大蛇(やまたのおろち)に出てくる主人公の須佐之男命とその後に妻になる稲田比売命、その両親の足摩槌命・手摩槌命です。
この地は先ほど前書きでも言いましたが、須佐之男命が最後にこの地を開拓し土地に「須佐」と命名した場所で須佐之男命の魂がここにあるとも言えます。
江原氏は伊勢神宮よりこの須佐神社の方が霊的なパワーを感じ、現代人がすでに見失ってしまった「神の息吹」を感じるとおっしゃっています。
ご祭神
- 須佐之男命(すさのおのみこと)
- 稲田比売命(いなたひめのみこと)
- 足摩槌命(あしなづちのみこと)
- 手摩槌命(てなづちのみこと)
ご利益
- 家内安全
- 子孫繁栄
- 良縁結び
- 農耕・畜産・漁業の繁栄
- 商売繁盛
- 事業安全振興
- 交通安全
- 厄除け
- 除災
- 諸障退散
- 疫病平癒
- 延命長寿
- 精神錯乱の恢復(かいふく)
上記のご利益以外にも「浄化」のご利益もあります。
語り継がれる伝説の『須佐神社の七不思議』
- 塩ノ井(しおのい)…須佐之男命自ら潮を汲みこの地を清めたという塩ノ井。日本海に続いており満潮の時は付近の地面に潮の花をふきます。
- 神馬(しんめ)…現在はありませんが、その昔神社に奉献された馬はどんな毛色も白馬に変わり吉凶を予知したと言われています。
- 相生の松(あいおいのまつ)…本殿裏に雄松・雌松が一本になっている大木がありましたが、昭和のはじめに枯れ現在は痕跡しかみることができません。
- 影無桜(かげなしさくら)…昔、隠岐国(おきのくに)で耕田の不作が続き、占ったところ「出雲の須佐大宮の桜が繁り、それが隠岐へ影をさす為」と言われその桜を切りました。その後芽を出して花が咲くようになると枯れ、また芽が出るといったような繰り返しで今日に至ります。
- 落ち葉の槇(おちばのまき)…須佐之男命の妻である稲田姫がお産した際に、産具を柏葉で包み松葉に綴って川に流されると、槇(柏)と松が繁茂し今日に至ると言います。この古事が須佐神社の神紋「蔓柏(つるがしわ※柏紋の一種)」となったもので須佐家の家紋の起源でもあります。
- 星滑(ほしなめら)…須佐の中山の嶺あたりに岩石が出ていて谷のようになっている場所に白い斑点があり、それが豊年であれば多く凶年であれば少ないとされています。
- 雨壷(あまつぼ)…須佐神社の西側を流れる素鵝川を下った田の中に大きな岩があります。その中に70cm余りの芝生がありこれを犯せば須佐大神の怒りにふれ洪水が出ると言われています。
樹齢1300年のご神木「大杉」
幹の周囲が6m・根の周りが9m・樹高21m・樹齢1300年のご神木は須佐神社一のパワースポットと言われています。
昔は木製のフェンスがなくご神木に触れる事ができたらしいのですが、須佐神社のこの地がパワースポットと騒がれてから心無い参拝者が樹皮をご利益として持ち帰ったことにより、ご神木に被害が出ました。
これによって木製フェンスが立てられ今ではご神木に触れる事ができません。
最低限のマナーは守って参拝して頂きたいものです。
須佐神社のお守り・絵馬・おみくじ・ご朱印(授与所)
出雲国「須佐大宮」と書かれた御朱印(初穂料300円)
ご朱印帳は須佐神社と書かれており、黄色・青色の2種類から選べます。(初穂料1500円)
大杉とスサノオノミコトのパワーをいただける「大杉さんの木精」
ご神木の周辺に「大杉さんの木精(こだま)」という神職がお祓いした縁結びのお守りがあります。
初穂料600円をお賽銭として入れ授与できます。(無人販売)
大杉さんの木精の中には、大杉さんの葉を塩の井の水で清めた「神庭の殊恩」とそれを入れる袋が添付されています。
須佐神社の境内社(摂社・末社)
稲荷社
稲荷社のご祭神は稲倉魂命(うかのみたまのみこと)をお祀りしています。
三穂社
三穂社のご祭神は三穂津比売命(みほつひめのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)の2柱をお祀りしています。
天照社
天照社のご祭神は天照大神(あまてらすおおかみ)をお祀りしています。
天照社は須佐神社の直線状の真反対に鎮座しています。
西末社・東末社
社殿手前の両サイドに鎮座します東末社と西末社。
ご祭神
- 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
- 天穂日命(あめのほひのみこと)
- 天津彦根命(あまつひこねのみこと)
- 活津彦根命(いくつひこねのみこと)
- 熊野樟日命(くまのくすびのみこと)
- 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
- 田心姫命(たごりひめのみこと)
- 湍津姫命(たぎつひめのみこと)
須佐神社のアクセス
- 神社名:須佐神社(すさじんじゃ)
- 住所:島根県出雲市佐田町須佐730(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり(20台)
- 営業時間:9:00~17:00(授与所)
- アクセス:JR出雲市駅からバスで40分
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