和歌山県和歌山市に位置する「淡嶋神社(あわしまじんじゃ)」は、女性の願いを叶える神社として広く知られています。特に縁結びや安産祈願、病気平癒にご利益があるとされ、多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットです。境内には人形供養でも有名で、日本全国から数多くの人形が集められ、圧巻の光景が広がります。(ちょっと怖いですが…)
このブログでは、そんな淡嶋神社の見どころや歴史、アクセス方法、そしておすすめの参拝方法を詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

神社の概要
神社名:淡嶋神社(あわしまじんじゃ)
ご祭神:少彦名命、大己貴命、息長足姫命
ご利益:縁結び、安産祈願、病気平癒、人形供養
旧社格:郷社
淡嶋神社は、全国に約1000社余りある淡嶋神社系統の総本社であり、和歌山県内でも屈指の歴史を誇ります。神話によれば、日本を創造したと伝えられる少彦名命(すくなひこなのみこと)と大己貴命(おおなむじのみこと)の祠が加太の沖合いの友ヶ島のうちの神島(淡島)に祀られたことが始まりとされています。
社伝によれば、三韓出兵の帰途に瀬戸の海上で突然の嵐に遭遇した神功皇后が、船中で祈りを捧げたところ、「船の苫を海に投げ、その流れのままに船を進めるように」とのお告げを受け、友ヶ島に無事入港できたことを感謝し、持ち帰った三韓渡来の宝物を少彦名命と大己貴命に奉納したとされています。数年後、神功皇后の孫である仁徳天皇が友ヶ島に狩りに来た際、この事実を知り、島では不自由であろうと考え、社を対岸の加太に移し、現在のような社殿を建築したことが淡嶋神社の起こりとされています。
また、淡島神は住吉神の妃神であり、婦人病を患ったため淡島に流され、そこで婦人病を治す誓いを立てたという伝承もあります。このことから、淡嶋神社は婦人病を始めとして安産・子授けなど女性に関するあらゆることを祈願する神社となりました(加太淡嶋神社では少彦名命が医薬の神であると説明しています)。
江戸時代には、淡島願人(あわしまがんにん)と呼ばれる人々が、淡島明神の人形を祀った厨子を背負い、淡島明神の神徳を説いて全国を回ったため、淡島信仰が全国に広がりました。
人形供養
淡嶋神社は人形供養で有名です。境内には人形が無数に奉納されており、その数は圧巻です。日本全国から集められた人形たちは、供養の儀式によって新たな命を得るとされています。












縁結び・安産祈願
淡嶋神社は縁結びや安産祈願に特化したご利益があります。特に女性の願いを叶える神社として知られ、多くのカップルや妊婦さんが訪れます。絵馬やお守りも人気で、願いが叶うと言われています。






御朱印



淡嶋神社のアクセス



神社名 | 淡嶋神社(あわしまじんじゃ) |
住所 | 和歌山県和歌山市加太118(GoogleMap) |
営業時間 | 24時間参拝可能(社務所は9:00〜17:00) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
最寄り駅からのアクセス | 電車:南海本線「加太駅」から徒歩約15分 車:阪和自動車道「和歌山北IC」から約30分 |







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