大阪府守口市にある佐太天神宮(さたてんじんぐう)。学問の神様、菅原道真が祀られており、受験生や資格取得を目指す方々におすすめの神社です。
基本情報
- 神社名:佐太天神宮(さたてんじんぐう)
- ご祭神:菅原道真(すがわらのみちざね)
- ご利益:合格祈願、学業成就、所願成就、商売繁盛
- 旧社格:村社
佐太天神宮の見どころ
有形文化財の社殿
佐太天神宮の社殿は江戸時代初期の重要な建造物で、大阪府指定有形文化財に指定されています。
大阪みどり百選の境内
境内は高さ20mを超える大樹に覆われており、大阪府の「大阪みどり百選」に選ばれています。
佐太天神宮の歴史とご利益
佐太天神宮は、菅原道真が太宰府に左遷される際にしばらく滞在した場所に鎮座しています。「沙汰」が転訛して「佐太」となり、地名が由来しています。道真公の無実が証明されることを期待して滞在したこの地で、彼の木像がご神体として祀られたのが始まりです。
ご利益
- 合格祈願・学業成就:受験生や資格取得を目指す方に最適。
- 所願成就:個々の願い事を成就させるご利益。
- 商売繁盛:ビジネス成功を願う方に。
- 病気平癒:健康を願う方に。
境内の様子
一の鳥居から参道を進むと、二の鳥居と神門が現れます。参道から拝殿までは神門を通り、口と手を清める手水舎があります。拝殿では、絵馬の奉納や御朱印の授与が行われています。
地名「佐太」は道真公が沙汰を待っていたことが由来
佐太天神宮のご祭神は天神宮の名の通り菅原道真です。
佐太天神宮のある所在地は菅原道真が太宰府左遷に際して、しばらく舟をつないで滞在した場所とされていて、一説によると宇多上皇の計らいによって無実が証明される事を期待し、都から沙汰を待っていました。
この事から「沙汰」が転訛して地名が「佐太」になったとされています。
そして道真公が亡くなってから50年後の天暦年間に道真公が残した木像をご神体として祀ったのが佐太天神宮の始まりとされています。
佐太天神宮の拝殿です。
右手に見えるのが本殿です。現在の社殿は永井尚政・尚庸父子や淀屋辰五郎などの手厚い保護や支援を受けて整備され、江戸時代初期の重要な建造物で大阪府指定有形文化財に指定されています。
祈願と御朱印
拝殿左手に授与所があり、ここでお守りやお札、絵馬・御朱印などの購入ができます。御朱印は初穂料300円で6パターンから選べます。
佐太天神宮の境内社(摂社・末社)
愛宕社
一の鳥居から参道を進むと左手に愛宕社が鎮座しています。
ご祭神は火産霊神(ほむすびのかみ)で火伏せの神として信仰されています。
稲荷社
二の鳥居と神門の間、参道左側に鎮座している稲荷社。
ご祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)で五穀豊穣・商売繁盛のご利益があります。
白太夫社
手水舎の後ろに鎮座するのは白太夫神社です。
ご祭神は菅原道真の守役でもあった渡会春彦(わたらいはるひこ)を祀っています。
佐太戎社
境内左奥に鎮座するのが佐太戎社です。
ご祭神はえびす大神で、商売繁盛のご利益があります。
毎年1月9日・10日・11日の十日えびすには大勢の参拝者が訪れます。
佐太天神宮 撫で牛
神門をくぐって、右手には天満宮、天神社にはおなじみの臥牛の像があります。
- 臥牛像の頭を撫でて自分の頭を撫でると頭がよくなる。
- 自分の悪い所を触って、臥牛像を触ると移って病気が治る
などのご利益があると言われています。
佐太天神宮のアクセス
- 神社名:佐太天神宮(さたてんじんぐう)
- 住所:大阪府守口市佐太中町7-16-25(GoogleMAP)
- アクセス:車・阪神高速道路12号守口線「守口」出口より約5分
- 駐車場:無料(約30台)
- 中央環状線または阪神高速から「佐太中町7」を右折すると、佐太天神宮の隣に約30台分の無料駐車場があります。
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佐太天神宮の周辺神社をご紹介
津嶋部神社
門真神社
高瀬神社
結びに
佐太天神宮は、学問の神様・菅原道真を祀り、多くのご利益を授かることができる場所です。受験や資格取得を目指す方々はぜひ一度訪れてみてください。その魅力を体感してください。