京都市左京区に鎮座します「満足稲荷神社」(まんぞくいなりじんじゃ)は天下統一を成し遂げた豊臣秀吉公が名づけたとされる神社でご祭神は京都市伏見区に鎮座します「伏見稲荷大社」からご祭神を勧請して建立されました。
ご利益は出世開運・商売繁盛があり、境内にはさわると悪いところが治る霊石や末広がりのご神木など魅力満載のパワースポットとなっています。
それでは満足稲荷神社を見ていきましょう。
- 神社名:満足稲荷神社(まんぞくいなりじんじゃ)
- ご祭神:倉稲魂大神
- ご利益:商売繁盛・開運・家内安全・交通安全
- 旧社格:村社
- 豊臣秀吉が名づけ親の神社
- 1本の幹から8本の幹に枝分かれした末広がりで縁起の良いご神木
- 触ると悪いところが治るとされる霊石「岩神さん」
- ご本殿をお守りしている黒狐
- 住所:京都府京都市左京区東門前町527-1(Googleマップ)
- 駐車場:無し
- 営業時間:拝観時間6:00~20:00 朱印9:00~18:00
- アクセス:地下鉄東西線「東山駅」下車 徒歩1分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
豊臣秀吉が満足したことから名づけられた「満足稲荷神社」の歴史
豊臣秀吉は幼いころから出世海運の稲荷を信仰しており、天下統一できたのも稲荷信仰があったからだと豪語するほどです。そんな豊臣秀吉が立身出世を遂げたことに因んで「出世稲荷神社」が現在京都市左京区の大原に鎮座しています。
そして満足稲荷神社は文禄の役で稲荷神に戦勝を祈願したところ、連戦連勝が続くなど数々の霊験が著しかったことから伏見城の守護神として伏見稲荷大社のご祭神を勧請し、稲荷社を祀ったのがはじまりです。
名前の「満足」に関しては稲荷神の霊験に満足したことから、満足稲荷神社と名づけられました。
元禄6年(1693年)に徳川綱吉(とくがわつなよし)が現在の場所に移しました。
ご祭神
ご祭神は稲荷神の倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)
☞「倉稲魂命」は日本書紀の表記で古事記では「宇迦之御魂神」で性別は女神とされています。伏見稲荷大社のご祭神で稲荷神(お稲荷さん)として信仰をあつめています。
ご利益
- 商売繁盛
- 開運
- 家内安全
- 交通安全
悪いところが治る霊石「岩神さん」&末広がりのご神木
黒狐の「コン吉」「ツネ松」の先には元御本殿があった場所にご神木と霊石の「岩神さん」があります。岩神さんをさすり、頭をなでると頭がよくなり体の痛いところををさすると治ると言い伝えられています。
参拝に来られた際は是非とも霊石のパワーを授かってください。
また岩神さんの後方にあるご神木のクロガネモチは、樹齢400年で京都市の保存樹に指定されています。
このご神木は1本の大幹から8本の幹に枝分かれしており、末広がりの8本に分かれた縁起の良いご神木となっています。
大神宮社・大国主社・猿田彦社(末社)
境内社は3社が祀られています。
- 大神宮社…ご祭神は日本の最高神である天照大御神を祀っています。
- 大国主社…ご祭神は縁結びの神である大国主大神を祀っています。
- 猿田彦社…ご祭神は交通安全・土地守護で導きの神である猿田彦大神を祀っています。
お守り・絵馬・御朱印(授与所)
授与所(社務所)にはお稲荷様が描かれた絵馬(初穂料500円)からお守り(初穂料500円)・御朱印(初穂料500円)などの購入ができます。
満足稲荷神社の祭事
- 1/1 歳旦祭
- 2/2・3 節分祭
- 2月第一午の日 初午祭
- 5/5 神幸祭
- 5/8 例大祭
- 6/30 夏越の祓
- 11/8 お火焚き
- 12/31 大祓式
満足稲荷神社のアクセス
- 神社名:満足稲荷神社(まんぞくいなりじんじゃ)
- 住所:京都府京都市左京区東門前町527-1(Googleマップ)
- 駐車場:無し
- 営業時間:拝観時間6:00~20:00 朱印9:00~18:00
- アクセス:地下鉄東西線「東山駅」下車 徒歩1分
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