京都市伏見区の深草にあります「大岩神社」(おおいわじんじゃ)は京都府と滋賀県を結ぶ大津淀線沿いの大岩山に鎮座し、稲荷山や大岩山をハイキングする深草トレイルのコースにもなっています。
ご祭神は大岩大神と小岩大神の2柱をお祀りしている神社で、疫病封じや心の病を治すご利益はあると言われています。
しかし大岩神社の境内は台風などの災害の影響で荒れ果て参拝どころではありませんでした。
下調べをしてからであれば、参拝してなかったかもしれないほどの不気味な感覚があった神社です。
それでは大岩神社を見ていきましょう。
- 神社名:大岩神社(おおいわじんじゃ)
- ご利益:疫病封じ・心の病を治す・病気平癒
- 摩訶不思議な鳥居
- 二度と行きたいとは思わない境内の雰囲気
- 住所:京都府京都市伏見区深草向ヶ原町89-2(Googleマップ)
- 駐車場:参道鳥居付近小台数の駐車スペースあり
- アクセス:JR「藤森駅」下車 徒歩35分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
大岩神社へは2パターンのルート
大津淀線沿いにある鳥居から参道を通って神社まで行くルートと大岩神社自動車道入口から大岩山を登って神社付近まで行けるルートの2パターンがあります。
大津線沿いから参拝される方は鳥居の手前に駐車スペースあり少しあります。
一見普通の雰囲気に感じますが実は参道が…
大岩神社自動車道入口を登り進んでいくと大岩神社の社号碑と鳥居が現れます。
この時点で変わった神社だなと変な感覚に陥りました。
普通の神社は鳥居をくぐるとそのまま直進できますが、大岩神社はくぐるとすぐに道が逸れていきます。
それもそのはず…
参道と鳥居が並行にあります。
参道を進んでいくと通常の鳥居があり、社殿の方に向かいます。
摩訶不思議なデザインの鳥居
参道を進んでいくと、大岩神社の境内には神道に似合わずの異国のデザインされた鳥居があります。
これは堂本印象(どうもといんしょう)という京都出身の日本画家がデザインした鳥居で堂本印象と母が熱心な信者であり、病気が治ったお礼に昭和37年に寄進されました。
真ん中には大岩大神・小岩大神と記されています。
人の気配があまりない境内の鳥居のデザインがこんな感じであるとなぜか怖さを感じます。
社殿を参拝する前に境内の他の様子も伺おうと進んだ時に恐怖が絶頂…
台風の影響で倒壊した鳥居や狛犬
大岩神社は現在宮司がおらず無人の神社で、神社の維持活動ができていないために鳥居や狛犬は倒れたままになっています。
廃れた神社には神様はおらず悪霊が棲んでいるというのを聞いたことがあったので、この時点でもう帰りたい気持ちしかなく間を通って下まで降りれる勇気もありません。
深草トレイルのウォーキングには大岩山展望所コースがあり、京阪藤森駅から大岩神社と通って大岩山展望台に行くルートがあるのですが大丈夫なのでしょうか。
燈籠も倒れた廃れた社殿
大岩神社の創建のきっかけは大岩山に男女の神がおりそれぞれが重い病気にかかっていましたが互いの献身的な看病によって病が治癒したといいます。
そしてこの土地の人々が2柱の神を称え大岩大神・小岩大神としてお祀りしたのがはじまりと言われています。
大岩神社と書かれた大きめの提灯があり、管理ができていれば雰囲気のよい神社とは思いますが、燈籠や鳥居・狛犬などが倒れているとやはりお詣りする気持ちにはなれず、社殿をあとにしました。
今回私は大岩山の頂上から参拝しましたが、下道から参道を通っていくと更に迫力があると聞いています。
こういう場所は苦手なので二度と行くことはないと思いますが、ご興味のある方は深草トレイルをしながら大岩神社を参拝してみてはいかがでしょうか。
今回はノバブロ神社の普段のスタイルと違う感じでお届けしました。
大岩神社のアクセス
- 神社名:大岩神社(おおいわじんじゃ)
- 住所:京都府京都市伏見区深草向ヶ原町89-2(Googleマップ)
- 駐車場:参道鳥居付近小台数の駐車スペースあり
- アクセス:JR「藤森駅」下車 徒歩35分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
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