京都市左京区に鎮座します「鷺森神社」(さぎのもりじんじゃ)はご祭神に素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る縁結びの神社です。
参道は春は桜、夏は青もみじ、秋は紅葉が色づき、それを目当てに来られる方も多くいらっしゃいます。
境内にある縁結びの石「八重垣」や天皇も渡られた「御幸橋」など見どころたっぷりの神社となっています。
それでは鷺森神社を見ていきましょう。
- 神社名:鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)
- ご祭神:素戔嗚尊
- ご利益:所願成就・厄除開運・家内安全・旅行安全
- 旧社格:村社
- 住所:京都府京都市左京区修学院宮ノ脇町16(Googleマップ)
- 営業時間:9:00~16:00(授与所)
- 駐車場:無料駐車場あり(鳥居をくぐって境内まで行くと参拝駐車場があります)
- アクセス:叡山電鉄「修学院駅」下車徒歩7分
修学院離宮に造営された鷺森神社の歴史
創建は約1100年前、貞観年間(859年~877年)で元々は比叡山の麓の赤山明神付近に祀られていましたが、応仁の乱で災害に遭い、現在の修学院離宮に移されましたが、離宮造営のため(離宮とは皇居以外に設けられた天皇や上皇の別邸のこと)霊元天皇(れいげんてんのう)に社地を賜り、元禄2年(1689年)に遷座し、修学院・山端の氏神社として現在に至っています。
素戔嗚尊をご祭神として祀る社殿とご利益
ご祭神は天照大神の弟神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)で鳥居の神額にもあります別名、鬚咫天皇(すだてんのう)といい修学院・山端地区の産土神としてご神徳を仰いでいます。
ご祭神
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
ご利益
- 所願成就
- 厄除開運
- 家内安全
- 旅行安全
パワースポットの縁結びの石「八重垣」
八重垣の石はご祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)が奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)を妻にする時に詠まれた
「八雲たつ 出雲八重垣妻籠(いずもやえがきつまごみ)に 八重垣つくるその八重垣を」という和歌にちなみ、触れると夫婦和合・良縁のご利益が授かれるといわれています。
と言いたいところですが、良縁・夫婦和合のご利益を授かるには方法があります。
良縁・夫婦和合のご利益が倍増する方法
①社務所で「黒石とお守り袋」を購入する
- 黒石1個+お守り袋(大 白鷺柄)500円
- 黒石1個+お守り袋(小 青)300円
- 黒石1個+お守り袋(小 赤)300円
②「八重垣」の上に「黒石」を置く
③「黒石」の上から「八重垣」に手を触れて良縁・夫婦和合などを心中祈願する(心の中で願う)
④祈願した「黒石」を「お守り袋」に入れて大切に保管する
天皇も渡られた名橋「御幸橋」
本殿南にあります御幸橋(みゆきばし)離宮正面入口の音羽川(おとわがわ)に架設され、天皇も渡られた名橋です。
昭和42年(1967年)に下賜(かし)され、社宝として宮川に架設されています。
※下賜…天皇や貴族など身分の高い人が身分の低い人に物を与える事
鷺森神社の境内社
鷺森神社の境内社は社殿の左右に2社ずつ分かれて鎮座しています。
八幡太神・住吉大明神
天照皇太神宮・熊野皇太神
鷺森神社のお守りと御朱印
お守りは先ほどの「八重垣」の縁結び石を入れるお守りとお札、絵馬などがあります。
鷺森神社の御朱印は全部で3種類あり、①二行の鬚咫天皇②一行の鬚咫天皇③ひらがなで「さぎのもり」
鷺森神社のアクセス
- 神社名:鷺森神社(さぎのもりじんじゃ)
- 住所:京都府京都市左京区修学院宮ノ脇町16(Googleマップ)
- 営業時間:9:00~16:00(授与所)
- 駐車場:無料駐車場あり(鳥居をくぐって境内まで行くと参拝駐車場があります)
- アクセス:叡山電鉄「修学院駅」下車徒歩7分