京都市東山区の滋賀県に抜けていくメインストリート沿いに鎮座します「若宮八幡宮社」(わかみやはちまんぐうしゃ)は近年は陶祖・椎根津彦大神(しいねつひこのみこと)が合祀され「陶器神社」とも呼ばれていいます。
ご祭神の一柱である神功皇后はとても美しく、身重の体で戦いに出向いた子育ての神様でもあったことから「美人神社」とも呼ばれ、女性の参拝客も多く、美に関するご利益が授かれるとして信仰を集めています。
それでは若宮八幡宮社を見ていきましょう。
- 神社名:若宮八幡宮社(わかみやはちまんぐうしゃ)
- ご祭神:応神天皇・仲哀天皇・神功皇后
- ご利益:美人祈願・美容・縁結び・安産・子育て・勝運
- 足利尊氏が奉納した「蓬莱石」
- 社殿前の鏡
- 住所:京都府京都市東山区五条橋東479(Googleマップ)
- 営業時間:6:00~18:00
- 駐車場:無し
- アクセス:京阪電車「清水五条駅」下車 徒歩10分
- 【京都神社アクセスマップ】見ればわかる最強便利ツール(画像付)
美を映す鏡が社殿にある美人祈願の社
社殿右手に全身を映す鏡があり「身も心も美しく」と書かれた石碑があります。さすが美の社だけありますね。
ご利益
- 美人祈願
- 美容
- 縁結び
- 安産
- 子育て
- 勝運
平安時代に創建された「若宮八幡宮社」の歴史
平安時代の天喜元年(1053年)に源頼義(みなもとのよりよし)が六条醒ヶ井に創建したのが始まりとされています。源氏が創建したことから、源氏一族や武士からの信仰が篤く室町時代には足利歴代将軍の崇敬を集め隆盛を極めました。
その後の応仁の乱によって荒廃し、社地をを転々とし慶長10年(1605年)に五条坂のほぼ中央にあたる現在の地に遷しました。
三柱の主祭神をお祀りする社殿
主祭神
- 応神天皇(おうじんてんのう)
☞神功皇后と仲哀天皇の皇子
- 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
☞日本武尊の子で第14代天皇。神功皇后の夫
- 神功皇后(じんぐうこうごう)
☞応神天皇を身ごもりながら三韓征伐を行った女帝。応神天皇の母で仲哀天皇の皇后。
左相殿
- 仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)
右相殿
- 椎根津彦大神(しいねつひこのみこと)
本殿は承応3年(1654年)の造営し、現在は京都市の指定有形文化財に指定されています。
足利尊氏が奉納した「蓬莱石」
石が祀られていますが、これは「蓬莱石」と言い「足利尊氏」が奉納した珍宝七種のうちの一つです。
お守り・おみくじ・御朱印・絵馬(授与所)
手水舎の奥に授与所があります。ここでお守り・おみくじ・御朱印・絵馬などの購入ができます。
若宮八幡宮社で人気のお守りは「美の鏡御守」で、鏡を見る事により内面・外面の美を磨くお守りです。
若宮八幡宮社の境内社(摂社・末社)
陶祖神社
授与所隣に陶祖神社があります。
阿波天満宮
阿波天満宮社は天喜元年に建立。
ご祭神は菅原道真(すがわらのみちざね)です。
鍾馗神社
ご祭神の鍾馗(しょうき)は主に中国の民間伝承に伝わる道教系の神様で災いをはね返し家を守ってくれています。
若宮八幡宮社には椎根津彦大神(しいねつひこのみこと)が祀られている陶器神社があり、瓦でできている鍾馗も同じ焼き物であることから、京都市内の唯一の場所として建立されました。
秋葉社
境内左手に鎮座します秋葉社。ご祭神は火乃焼速尾命(ひのやぎはやおのみこと)です。
稲荷社
境内左手に鎮座します稲荷社でご祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)です。
祖霊社
境内左手に祖霊社があります。若宮八幡宮社の関係者が祀られています。
ハート形の絵馬(絵馬掛け所)
境内の左端に絵馬掛け所があります。ハート型の絵馬なんてなんとも可愛らしいですね。
若宮八幡宮社 アクセス
- 神社名:若宮八幡宮(わかみやはちまんぐう)
- 住所:京都府京都市東山区五条橋東479(Googleマップ)
- 営業時間:6:00~18:00
- 駐車場:無し
- アクセス:京阪電車「清水五条駅」下車 徒歩10分
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