大阪市北区に鎮座します”キタのえべっさん”でおなじみの堀川戎神社(ほりかわえびすじんじゃ)。商売繁盛のパワースポットとして人気の神社となっています。
アクセスは地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」下車徒歩5分となっており、比較的アクセスは良好です。
堀川戎神社は日本三大えびすの京都えびす神社と3番目を争う神社と言われています。
それでは十日えびすの雰囲気も含め、普段の神社の雰囲気の堀川戎神社を見ていきましょう。
- 神社名:堀川戎神社(ほりかわえびすじんじゃ)
- ご祭神:蛭子大神・少彦名命・天太玉命
- ご利益:商売繫盛・福徳円満
- 旧社格:村社
- 住所:大阪府大阪市北区西天満5-4-17(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場はありません
- 営業時間:拝観時間6:00~20:00
- アクセス:地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」下車3分
日本三大えびす神社!?西宮神社・今宮戎神社・あと一つは?
堀川戎神社は「キタのえべっさん」と呼ばれ、兵庫県西宮市に鎮座します「西宮神社」と大阪市浪速区に鎮座します「今宮戎神社」と並んで日本三大えびす神社として信仰しています。
1月9・10・11日の十日えびすには数十万人の参拝者が訪れ、大いに賑わいます。
しかし、京都市東山区に鎮座します「京都えびす神社」を含めて日本三大えびす神社とも言われていますので、堀川戎神社が三大戎かと言われると、そうでありそうでないという答えにはなります。
ただ全国3,000社以上ある戎神社の3位・4位を争っているわけですから、堀川戎神社を語る時は日本三大えびす神社は「西宮神社・今宮戎神社・堀川戎神社」でよろしいのではないでしょうか。
蛭子大神をご祭神として祀る堀川戎神社の歴史
堀川戎神社の創建は550年ごろの欽明天皇(きんめいてんのう)の時代、止美連吉雄が蛭子大神の神託によって富島に祀ったのがはじまりです。
当時は瓊見社(たまみのやしろ)・止美社(とみのやしろ)と呼ばれていました。
白雉(はくち)2年(651年)に少彦名命(すくなびこなのみこと)、大宝3年(703年)に天太玉命(あめのふとだまのみこと)を配祀しました。
文和年間(1352年~1356年)に現在の場所に遷座し、堀川戎社と呼ばれるようになりました。
ご祭神
- 蛭子大神(ひるこのおおかみ)
☞えびす様
配祀神
- 少彦名命(すくなびこなのみこと)
☞大国主命と共に国造りに協力した神。医療の守護神で一寸法師と言われている。
- 天太玉命(あめのふとだまのみこと)
☞高皇産霊尊の子で瓊々杵尊の天孫降臨で同伴した五伴緒の一柱。
ちなみにえびす様は「蛭子大神」か「事代主命」の2パターンに分かれています。
堀川戎神社は「蛭子大神のえびす様」でしたが、三大えびす神社の西宮神社は「蛭子大神のえびす様」で今宮戎神社と京都えびす神社は「事代主命のえびす様」になります。
除災招福のパワースポット「福興戎像」
拝殿左手にあります福興戎像は阪神大震災で倒壊した鳥居をえびす様に彫刻し、「幸いを与える」の”福”と「生ずる・起きる・盛んになる」の”興”をつけた福興戎像を奉納しました。
以来、除災招福の象徴として広く信仰しています。
だんじり稲荷の榎木神社
榎木神社(えのきじんじゃ)は地車(だんじり)の形をしている事から地車稲荷とも称されています。
元々は別の地に木の神を祀る祠(ほこら)があり、その地に本殿と拝殿を造営し正式に榎木神社を創建後、堀川戎神社の末社稲生神社の分霊を合祀しました。
地車稲荷と言われているので、神使いは「狐」と思いきや「狸」なんです。
ご祭神は木の神「句句廼馳神(くくのちのかみ)」と稲荷神の「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」です。
七社を祀る境内社
境内右手に七社を祀る社があります。
- 皇大神社…ご祭神は天照皇大神
- 幸神社…ご祭神は猿田彦大神
- 大国主社…ご祭神は大国主大神
- 菅原社…ご祭神は菅原道真
- 松尾社…ご祭神は松尾大神
- 工匠神社…ご祭神は工匠祖大神
- 淡島神社…ご祭神は淡島大神
堀川戎神社の御朱印とお守り
御朱印は至ってシンプル。
他の神社のお守りと比べると少し高値のお守りたち。値段よりも効果と気持ちですよね。
十日えびすの雰囲気
やはり十日えびすは普段と違いすごく混み合っており、参拝するまで昼間でも30分以上は並ばないといけません。
堀川戎神社のアクセス
- 神社名:堀川戎神社(ほりかわえびすじんじゃ)
- 住所:大阪府大阪市北区西天満5-4-17(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場はありません
- 営業時間:拝観時間6:00~20:00
- アクセス:地下鉄堺筋線・谷町線「南森町駅」下車3分
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