埼玉県秩父市の三峯山の上、標高約1,100mの高みに鎮座する三峯神社はそのご利益のパワーから、参拝すれば人生が変わるとまで言われています。
この記事では実際の参拝体験を紹介し、境内の隠れたパワースポットもご案内します。三峯神社は訪れる価値ありの場所です。
神社の概要
神社名:三峯神社(みつみねじんじゃ)
ご祭神:伊弉諾尊、伊弉冉尊
ご利益:縁結び・夫婦和合・家内安全・五穀豊穣
旧社格:県社(別表神社)
三峯神社の歴史は古く、日本武尊が伊弉諾尊・伊弉册尊を祀ったのが起源とされています。
景行天皇の命により東国平定に派遣された日本武尊は、甲斐国から上野国を経て碓氷峠へ向かう途中、美しい景色に感銘を受けた三峯山に登り、二柱の神を祀る仮宮を建てました。この地に永遠の平和を祈ったとされ、その際、尊を案内したのが山犬であり、神の使いとして共に祀られています。
その後、景行天皇自らも三峯山に登り、三つの山々が連なる壮大な景色を称え、「三峯の宮」と名付けました。
三峯神社は関東を代表するパワースポットであり、その最強と称される理由
三峯神社は、そのご利益の効果から、芸能人やスポーツ選手など多くの著名人が訪れる場所として知られています。彼らの成功体験から、この神社が“最強のパワースポット”としてメディアで取り上げられることもあります。
この神社が注目される理由は、本殿だけでなく、その周囲にもパワーが集中しているからです。約1900年前、日本武尊が伊弉諾尊と伊弉册尊を祀ったのがこの神社の起源であり、また、この地が風水で言うところの“龍穴”で、大きなエネルギーの“龍脈”が流れる場所であることが一因とされています。
三峯山の上、標高約1,100mの高みに鎮座
三峯山の上、標高約1,100mの高みに鎮座している三峯神社へのアクセスは電車や路線バスなどは一切なく、行き方は自家用車で行くか三峯神社行きのバスに乗るかの2択になります。
西武秩父駅から1時間20分かかります。
茶屋「山麗亭」で腹ごしらえ
正参道の茶屋「山麗亭」は手打ちそばが有名とあったので、広い三峯神社を参拝するために、まずは腹ごしらえです。
全国でも珍しい三ツ鳥居
入口から普段とは違う鳥居が三つ重なっている!これは通称「三ツ鳥居」と呼ばれ、そのカタチは古事記に登場する天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ)を象徴しているとも言われています。
実は、三ツ鳥居を通る際、正しい方法があるのだとか。真ん中から入って左から右へと八の字を描き、最後に再び左を通って真ん中へ進むのです。この通り方は、三輪神社でも伝えられていますが、三峯神社では特に「一礼して」とだけ案内されているのかもしれません。混雑を避けるためかもしれませんね。
でも、この方法で通ると、三輪神社によればご利益が3倍になるとか。
さらに、もう一つ注目すべき点があります。気付きましたか?
その答えは、左右に座っているのが、“狛犬”ではなく、“オオカミ”なんです。他の神社ではウサギやネズミといった姿も見かけますが、オオカミは初めてかもしれません。
伝承によると、日本武尊を三峯神社建設地まで案内したのがオオカミだったそうで、その後、神社の守護や信仰の象徴としてオオカミが重要な存在とされました。犬の霊力が強いことから、オオカミが三峯信仰の中心になったとも言われています。
三ツ鳥居の神社:
境内の雰囲気
美しさと凄さが圧巻の随神門
随神門だけで神社レベルの違いが感じるほどです。
青銅鳥居
鮮やかな色彩の手水舎と約6mの八棟木灯台
総漆塗りの美しい拝殿
パワースポット①辰年に浮き出た石畳の龍
2012年の辰年に現れた龍。”辰年”に”龍”が現れ、そして今年2024年が辰年。スマホのアイコンにすると運気が上がると言われていますので是非!
パワースポット②樹齢800年の御神木
800年以上もの歴史を刻む2本のご神木があります。神殿での参拝の後、ご神木に向かって三度深呼吸をし、手を合わせて祈ると良いと言われています。ご神木からは活力そのものが感じられるとか。ここでの祈りで心身ともにパワフルになれるかもしれません。
境内社は神宮や東照宮
三峯神社は規模が大きいため、伊勢神宮や東照宮、厳島神社などを祀った摂末社(せつまつしゃ)がたくさんあります。時間があれば、ぜひ全ての摂末社を訪れてみてください。
お守り・御朱印・御札など
空高くそびえる「遥拝殿」から眺める、息をのむような絶景
三峯神社のアクセス
神社名 | 三峯神社(みつみねじんじゃ) |
住所 | 埼玉県秩父市三峰298-1(Googleマップ) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | 有料駐車場あり |
最寄り駅からのアクセス | 西武秩父駅からバスで80分 |
Instagramやっています!
→→インスタはこちら←←