大阪市浪速区に鎮座します日本三大えびす神社の一つで、十日えびすの参拝者数約100万人を誇る「今宮戎神社」は商売繫盛の神様として大阪の商売人を助けています。
そんな今宮戎神社はイベントのない時に参拝するとまた別の顔があり、落ち着きをはらっている神社です。また十日えびすの時は人が多すぎるのであまり気にしていないと思いますが、今宮戎神社の鳥居は「三ツ鳥居」といって1つの明神鳥居の両脇に小さな2つ鳥居を組み合わせた珍しい鳥居で全国にも数か所しかありません。
通常の日と十日えびすの日を比較するのも一つの楽しみかなと思います。
それでは今宮戎神社を見ていきましょう。
- 神社名:今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)
- ご祭神:天照皇大神・事代主命・素戔嗚尊・月読尊・稚日女尊
- ご利益:商売繁盛・五穀豊穣・漁業繁栄
- 旧社格:郷社(別表神社)
- 住所:大阪市浪速区恵比須西1-6-10(Googleマップ)
- 営業時間:9:00~17:00
- 駐車場:無し
- アクセス:
- 南海電車 南海高野線「今宮戎駅」徒歩すぐ
- OsakaMetro御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩7分
- OsakaMetro堺筋線「恵美須町駅」徒歩3分
大阪で2ヶ所しかない「三ツ鳥居」が珍しい
創建は推古天皇8年(600年)で聖徳太子が四天王寺を建立した際に西方の守護神として建てられたと伝えられています。
約100m北方に廣田神社が鎮座し、関係が深い。また、京都市東山区にある八坂神社は今宮戎神社の起源を、八坂神社境内社の蛭子社を分祀し、八坂神社の氏子が今宮に移り住み現在の地に祀ったことに始まるとしています。
また今宮戎神社の鳥居は「三ツ鳥居」といい、1つの明神鳥居の両脇に小さな2つの鳥居を組み合わせた全国的にも珍しい鳥居となっています。大阪では摂津国一之宮の大阪市中央区に鎮座します「坐摩神社」と「今宮戎神社」の2社のみとなっています。
えびす様他四柱をお祀りする社殿とご利益
ご祭神
- 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
- 事代主命(ことしろぬしのみこと)
- 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
- 月読尊(つきよみのみこと)
- 稚日女尊(わかひめのみこと)
このうち事代主命が「えびす様」として信仰を集めている。
ご利益
- 商売繁盛
- 五穀豊穣
- 漁業繁栄
お守り・絵馬・御朱印(授与所)
鳥居をくぐると左手に社務所があります。ここで御朱印・祈祷の受付、お守りを購入できます。
えびす大神と書かれた御朱印です。
今宮戎神社の境内社(摂社・末社)
大國社(摂社)
境内右手に摂社の大國社があります。ご祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と五男三女八柱神(ごなんさんにょやはしらのかみ)。
大国主命は事代主命の父神なので摂社のご祭神として祀られています。
稲荷社(末社)
3日間で約100万人が訪れる十日えびす
- 豊臣時代からえびす様への信仰が厚くなり、この頃から市街が発達し大阪町人の活躍が始まりました。江戸期になると大阪は商業の街として繁栄を遂げ、今宮戎神社も大阪の商業を護る神様として篤く崇敬されるようになりました。十日えびすもこの頃から賑わいを見せ、現在では年始のお祭りとして十日えびすの3日間に約100万人を超える参拝者が訪れます。
- 十日えびすで奉仕する「福むすめ」を毎年公募で選出されます。(満18~23歳までの女性)
※平成19年(2007年)から大阪府豊中市の服部天神宮で先駆けられていた「外国人留学生枠」が設けられました。
- 毎年選ばれる福むすめ選考会の最終審査まで勝ち残ったもので「えびす娘」の福世授与を行います。
今宮戎神社のアクセス
- 神社名:今宮戎神社(いまみやえびすじんじゃ)
- 住所:大阪市浪速区恵比須西1-6-10(Googleマップ)
- 営業時間:9:00~17:00
- 駐車場:無し
- アクセス:
- 南海電車 南海高野線「今宮戎駅」徒歩すぐ
- OsakaMetro御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」から徒歩7分
- OsakaMetro堺筋線「恵美須町駅」徒歩3分
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今宮戎神社の周辺神社をご紹介
廣田神社
敷津松之宮(大国主神社)
難波八阪神社
安居神社
日本三大えびす神社をご紹介
日本三大えびす神社は「西宮神社」「今宮戎神社」の二社がメインで「堀川戎神社」「京都えびす神社」の二社が第3の座を争っていると言われています。