京都市左京区に鎮座します「三宅八幡宮」(みやけはちまんぐう)は子供の守り神として信仰され、かん虫封じ・病気平癒・夜泣きのご利益があります。
三宅八幡宮は虫退治の神様として知られ害虫駆除のご利益があり、通称「虫八幡さん」とも呼ばれています。
そして八幡宮の中でも神使いの鳩と戯れる一番の神社かもしれません。いたるところに鳩がいます!
それでは三宅八幡宮を見ていきましょう。
- 神社名:三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)
- ご祭神:応神天皇
- ご利益:かん虫封じ・子供の病気平癒・夜泣き・学業成就・害虫駆除
- 旧社格:村社
- 住所:京都府京都市左京区上高野三宅町22(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:9:00~16:00(授与所)
- アクセス:京阪バス「八幡前」下車徒歩1分
狛犬ではなく神使いの鳩「狛鳩」がお出迎え
八幡宮の神使いは「鳩」。きっかけは宇佐八幡宮から石清水八幡宮へ勧請した際に白い鳩が道案内をしたと伝えられており、以来鳩は八幡宮の神使いとして信仰されています。
小野妹子の病気がきっかけではじまった三宅八幡宮の歴史
推古天皇(すいこてんのう)の飛鳥時代に遣隋使の小野妹子(おののいもこ)が九州の筑紫で病気になり、宇佐八幡宮で祈願したところ、病気が治り無事帰国することが出来たため、隋からの帰国後に宇佐八幡宮を勧請したのが三宅八幡宮のはじまりと言われています。
造営当初は現在崇道神社の末社になっている伊太多神社の末社として建てられました。
その後、愛宕郡岩倉の地に移り住んでいた児島高徳(こじまたかのり)が八幡大神を崇敬していたことから、「三宅八幡宮」と呼ぶようになりました。
その後応仁の乱で全焼しましたが、数十年後に近隣住民の手で復旧されました。
虫退治の神様!?ご祭神とご利益
三宅八幡宮のご祭神は八幡宮の神「応神天皇」で「かん虫封じ」「子供の病気平癒」「夜泣き」「学業成就」など子供の守り神とし信仰しており、また虫退治の神様として「害虫駆除」のご利益もあります。
ご祭神
- 応神天皇(おうじんてんのう)
ご利益
- かん虫封じ(機嫌が悪い赤ちゃんやグズッたりする赤ちゃんを封じる)
- 子供の病気平癒
- 夜泣き
- 学業成就
- 害虫駆除
神鳩を授かりお礼にお返し参りをしましょう
授与所にてお宮参りの際に「神鳩」(土製のつがいの鳩)を購入し、子供が成長するとお礼にお返しにくると言う三宅八幡宮ならではのならわしがあります。
鳩にエサをあげることも可能
境内左手にエサが50円で売っているので、購入すれば鳩を集める事ができます。すごい勢いで来るので、注意が必要です。
奈良の春日大社で鹿にエサをあげる時くらいのすごさがあります!
三宅八幡宮のアクセス
- 神社名:三宅八幡宮(みやけはちまんぐう)
- 住所:京都府京都市左京区上高野三宅町22(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:9:00~16:00(授与所)
- アクセス:京阪バス「八幡前」下車徒歩1分
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