京都府八幡市に鎮座します石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は旧社格官幣大社で現在は神社本庁の別表神社に記載されているほど、格式の高い神社です。
この神社のご祭神は八幡宮の神、応神天皇でご利益が「勝運」「必勝」。負けず嫌いの方は石清水八幡宮を参拝する以外にありませんよね!
石清水八幡宮は男山に鎮座している為、最寄駅である京阪電車の「石清水八幡宮駅」に下車しても参道ケーブルもしくは徒歩で頂上まで登らなければなりません。
ケーブルであればケーブル+徒歩で境内まで10数分でたどり着きますが、徒歩で上ると40分くらいはかかるかもしれません。しかしその間の参道にはパワースポットもあり、「必勝」のご利益を授かるためには徒歩での登拝でしょう。
※本当に大変なので体力に自信の無い方は素直にケーブルカーを利用しましょう。
ただ冬場でも着込んだまま歩くと汗だくになるくらい疲れます。ご利益を授かるにはこれくらいの試練があるほうが良いのではないでしょうか。
それでは石清水八幡宮を見ていきましょう。
- 神社名:石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
- ご祭神:誉田別命・比咩大神・息長帯姫命
- ご利益:必勝・厄除け開運・安産・商売繁盛
- 旧社格:官幣大社(国史見在社・別表神社)二十二社
- 住所:京都府八幡市八幡30(Googleマップ)
- 営業時間:8:30~(授与所)
- アクセス:京阪本線「石清水八幡宮駅」下車すぐ
- 駐車場:無料駐車場あり(一の鳥居あたりの駐車場は有料になりますが、男山頂上の社殿付近の駐車場は無料です)
境内までの選択肢!あなたはどちらで!?参道ケーブルor徒歩
石清水八幡宮参道ケーブル
石清水八幡宮参道ケーブルは大人片道200円・往復400円、小児片道100円。往復200円でご利用できます。
京阪電車を降りると右手にすぐ見えますので、ケーブルカーに乗っちゃえば10分~15分で境内に到着します。
景色もきれいで少しの乗車ですが楽しめます!冬場とか日が早く沈む日は夜景が綺麗なんです!と車掌さんがおっしゃってました。
徒歩ルート
あなたはどちらでと言いましたが、行き帰りの半々でケーブルカーと徒歩にするのがベストだと私は思います。
徒歩ルートは一の鳥居をスタート地点として
- 頓宮殿
- 摂社・高良社
- 末社・大扉稲荷社
- 摂社・石清水社
を参拝しながら参道を進みます。
直進もあれば
長い階段もあり
曲がりくねった階段もあり
先が見えない階段もあります。
でも参道最後の直線は達成感で溢れかえっています!筋肉痛は覚悟してください!w
日本三大八幡宮の一つ「石清水八幡宮」
石清水八幡宮は大分県宇佐市の「宇佐神宮」・福岡県東区の「筥崎宮」また神奈川県鎌倉市の「鶴岡八幡宮」と共に日本三大八幡宮と称されています。
創建は貞観2年(860年)で八幡宮の総本社である宇佐神宮から勧請された神社になります。京都の裏鬼門を守護する神社の代表格として延暦寺とともに重要視されています。
境内は国の史跡に指定されており、本社10棟の建物が国宝に指定されています。
石清水八幡宮のご祭神とご利益
中御前
- 誉田別命(ほんだわけのみこと)
☞第15代応神天皇の本名
西御前
- 比咩大神(ひめおおかみ)
☞宗像三女神の3柱をさす
東御前
- 息長帯姫命(おきながたらしひめのみこと)
☞神功皇后の本名
石清水八幡宮のご利益は『必勝』が一番に挙げられます。
新規事業の立ち上げや転職、何か勝負に出る時に「必勝祈願」をしてスタートするのに適したご利益です。
その他には厄除け開運・安産・商売繁盛などのご利益があります。
石清水八幡宮の鳥居は3つ
石清水八幡宮駅から徒歩5分のところに一の鳥居があります。この一の鳥居だけ八幡宮の神額が掲げられています。
そして二の鳥居は「頓宮殿(とんぐうでん)」を抜けた場所にあります。
三の鳥居は表参道の山道を登った社殿までの最後の直線にあります。
頂上の無料駐車場に停められた方はこの鳥居が最初に現れますが、石清水八幡宮を楽しみたい方は一度ケーブルカーで下に降りてから徒歩で表参道・裏参道を登り参拝する事をおススメします。
勝負運アップのパワースポット「一ツ石」
三の鳥居から参道を進むと「一ツ石」という石が出っ張ったスポットがあります。この一ツ石は勝負石と呼ばれ勝負運アップのパワースポットとなっています。
この場所はかつては競馬の出発地点でありました。
石清水八幡宮から京都競馬場はすごく近いので参拝してから競馬するというのも良いかもしれませんね!
心身を清める手水舎
手水舎までもがカッコいい!ここで手と口を清めましょう。
南総門からの願掛けパワースポット
石清水八幡宮でパワースポットと言われている場所がこの南総門から本殿に入る場所です。
この南総門から本殿を見ながら祈願するとご利益があると言われています。
朱塗りの国宝・社殿
清和天皇の命により貞観2年(860年)八幡大神を祀り、社殿を建立したのが始まりとされています。それから約1200年の時を経て2016年に社殿が国宝に指定されました。
現在の社殿は寛永11年(1634年)に徳川3代将軍の家光が修造。八幡造りの建築様式としては現存する社殿の中で最古です。
石清水八幡宮の授与所
御朱印は石清水八幡宮、摂社・式内社、摂社石清水社、摂社高良社の4種類(1枚300円)と期間限定の刺繍御朱印(1枚1000円)が頂けます。
八幡宮の神使い「ハト」の鳩みくじです。
これぞ芸術!八が神使いハトの形をした御朱印
八幡宮の神使いハトの形をした御朱印!素晴らしいの一言です!
一番のパワースポットと呼び声高い「石清水社」やその他の摂社末社を紹介
高良社
男山の麓に鎮座します摂社の高良社(こうらしゃ)ご祭神は高良玉垂命(こうらたまだれのみこと)を祀っています。
860年に創建され旧八幡町の氏神としてあつく信仰されています。
大扉稲荷社
表参道に鎮座している大扉稲荷社。ご祭神は御食津神(みつけのかみ)で五穀豊穣のご利益があります。
石清水社
男山の中腹(表参道と裏参道の間)に「石清水井」と「石清水社」があります。この場所は社名の石清水八幡宮の由来とされる湧水があり、冬は凍らず夏は涸れない霊泉と言われています。
石清水社のご祭神は天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)で心願成就のご利益があります。
この場所はパワーが満ち溢れており、鳥居をくぐると何かを感じる人もいます。
長田社・生田社・廣田社
廣田社のご祭神は天照大神(あまてらおおかみ)、生田社のご祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)、長田社のご祭神は事代主命(ことしろぬしのみこと)で3社の本社である廣田神社・生田神社・長田神社はいずれも神功皇后が朝鮮遠征から戻り御神託を受けて祀ったのが始まりで、神功皇后の繋がりで勧請されました。
住吉社・一童社
摂社・住吉社のご祭神は住吉三神で厄除けのご利益があります。
末社・一童社のご祭神は磯良神(いそらのかみ)で航海安全のご利益があります。
貴船社・龍田社
貴船社のご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で縁結び・運気隆昌のご利益があります。
総本社の貴船神社ブログ
龍田社のご祭神は志那都比古神(しなつひこのかみ)・志那都比売神(しなつひめのかみ)で五穀豊穣・国家安泰のご利益があります。
気比社
気比社のご祭神は気比大神(けひおおかみ)で五穀豊穣・航海安全のご利益があります。
水若宮社
摂社の水若宮社。ご祭神は菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)で学業成就のご利益があります。
京都府宇治市の世界遺産「宇治上神社」と「宇治神社」のご祭神でもあります。
伊勢神宮へも続く伊勢神宮遥拝所
東総門からは降りれませんが東総門から降りた場所に伊勢神宮の遥拝所があります。
伊勢神宮に繋がっているこの場所で天照大御神にお祈りをしましょう。
石清水八幡宮のアクセス
- 神社名:石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)
- 住所:京都府八幡市八幡30(Googleマップ)
- 営業時間:8:30~(授与所)
- アクセス:京阪本線「石清水八幡宮駅」下車すぐ
- 駐車場:無料駐車場あり(一の鳥居あたりの駐車場は有料になりますが、男山頂上の社殿付近の駐車場は無料です)
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