京都市北区に鎮座します「玄武神社」(げんぶじんじゃ)は第55代文徳天皇の第一皇子である惟喬親王(これたかしんのう)をご祭神としてお祀りする神社で、守護四神玄武として王城北面の守護している神社です。
古くから方除け・厄除け・疫病除けのご利益があり、多くの参拝者から親しまれている神社です。
この記事では、玄武神社の歴史や概要、ご利益、アクセス情報などを詳しくご紹介します。
- 神社名:玄武神社(げんぶじんじゃ)
- ご祭神:惟喬親王
- ご利益:方除け・厄除け・疫病除け
- 住所:京都府京都市北区紫野雲林院町88(Googleマップ)
- 営業時間:9:00~16:00
- 駐車場:無し
- アクセス:京都市バス「大徳寺前」下車徒歩5分
守護四神の北を守護する玄武の「玄武神社」と厄除けのご利益
玄武神社は元慶年間(877年~884年)に創建。
社号の「玄武」とは王城の守護四神「青龍(せいりゅう)、朱雀(すざく)、白虎(びゃっこ)、玄武(げんぶ)」の一つで、北面の鎮護神(ちんごしん)を意味しています。
昔、玄武のカメとの関係から境内の小池に亀が多く放育されていたので「亀宮」やご祭神の御名から「惟喬社」とも呼ばれていました。
ご祭神は第55代文徳天皇の第一皇子である惟喬親王(これたかしんのう)をお祀りし、方除け・厄除け・疫病除けのご利益があります。
ご祭神
- 惟喬親王(これたかしんのう)
ご利益
- 方除け
- 厄除け
- 疫病除け
玄武神社は「やすらい祭り」発祥の地
- 京都三大奇祭「やすらい祭」は玄武神社が発祥の地
やすらい祭とは京都市北区で行われる祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
地域の民俗行事として、「鞍馬寺の鞍馬の火祭」「広隆寺の太秦の牛祭」とともに京都三大奇祭と呼ばれています。
毎年4月の第2日曜日に行われ、鉦(かね)や太鼓をたたき氏子区域を練り歩き、疫病を納めます。
最後に神社を参拝し、無病息災を祈願します。
お守り・絵馬・御朱印(授与所)
拝殿右手に社務所があります。お守り・絵馬・御朱印もここで購入できます。絵馬は玄武が描かれています。
玄武神社の境内社(摂社・末社)
三輪明神(末社)
拝殿左手には末社三輪明神があります。
三輪明神と言えば奈良県桜井市にあります日本最古の「大神神社(おおみわじんじゃ)」が三輪明神なので、大神神社より分霊されたと思われます。
玄武稲荷大神(末社)
三輪明神の隣にありますのが、玄武稲荷大神です。
玄武が描かれた絵馬の「絵馬掛所」
拝殿左手に絵馬掛け所があります。
玄武神社のアクセス
- 神社名:玄武神社(げんぶじんじゃ)
- 住所:京都府京都市北区紫野雲林院町88(Googleマップ)
- 営業時間:9:00~16:00
- 駐車場:無し
- アクセス:京都市バス「大徳寺前」下車徒歩5分
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