京都府向日市にあります「向日神社」(むこうじんじゃ)は北山の勝山公園内に鎮座しており、四柱のご祭神をお祀りする神社です。
一の鳥居から社殿までの参道は長い一本道になっており、春には桜の並木道として参拝者で賑わいます。
境内も広くゆっくりと参拝できます。
向日神社の国の重要文化財になっている本殿は参拝者数ナンバーワン「明治神宮」の本殿のモデルとなったというなんともすごいパワースポット神社です。
それでは向日神社を見ていきましょう。
- 神社名:向日神社(むこうじんじゃ)
- ご祭神:向日神・火雷神・玉依姫命・神武天皇
- ご利益:五穀豊穣・学業成就・交通安全
- 旧社格:府社(式内社)
- 明治神宮のモデルになった本殿
- 長い参道は桜の名所
- 住所:京都府向日市向日町北山65(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:拝観自由9:00~16:00(授与所)
- 交通アクセス:阪急電車京都線「西向日駅」下車 徒歩10分
すごい!あの明治神宮のモデルになった本殿
向日神社の本殿は応永25年(1418年)に建立。
三間社流造(さんげんしゃながれづくり)という室町時代の神社建築の代表として、国の重要文化財に指定されており、明治神宮の本殿は向日神社の本殿を1.5倍スケール設計したものです。
向日神をお祀りする向日神社の歴史
元々同じ向日山に鎮座する「向神社」(上ノ社)と「火雷神社」(下ノ社)という別々の神社でしたが、火雷神社の宮司が承久の乱で朝廷側について敗れ、京都府福知山にある「六人部荘(むとべのしょう)」に隠れました。
そして約50年後に火雷神社に戻った時は、荒廃していました。以降向神社に併祭し、現在の「向日神社」になりました。
延喜式は式内社で旧社格は府社になります。
ご祭神
- 向日神(むかひのかみ)
- 火雷神(ほのいかづちのかみ)
- 玉依姫命(たまよりひめのみこと)
- 神武天皇(じんむてんのう)
ご利益
- 五穀豊穣
- 学業成就
- 交通安全
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お守り・絵馬・御朱印・おみくじ(授与所)
舞楽殿の右手にあります社務所(授与所)。ここでお守り・絵馬・お札・御朱印などの購入ができます。
向日神社の境内社(摂社・末社)
五社神社
拝殿の右手に五社神社があります。
ご祭神は左から
- 事代主神(ことしろぬしのかみ)
- 磐裂神(いわさくのかみ)
- 別雷神(わけいかづちのかみ)
- 武雷神(たけいかづちのかみ)
- 大巳貴神(おほなむちのかみ)
祖霊社
向日神社の関係者を祀った祖霊社です。
春日神社
拝殿右手を進んで行くと春日神社があります。
ご祭神は武甕槌神(たけみかづちのかみ)、齎主神(いわひぬしのかみ)、天津皃屋根尊(あまつこやねのみこと)、姫大神(ひめおほかみ)の4柱です。
勝山身代不動尊
本殿裏手に勝山身代不動尊があります。何か神秘的な雰囲気があります。
増井神社
火雷大神の荒魂神を祀っており、井戸が御神体となっています。
御霊神社
すごい時代を感じさせられる鳥居の先には御霊神社があります。
ご祭神 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)
天満宮社
参道右手にあります天満宮社。
ご祭神は菅原神(すがわらのかみ)、大歳神(おおとしのかみ)、屋船神(やふねのかみ)の3柱です。
勝山稲荷社
参道沿いに天満社と並んで鎮座しているのが、末社の勝山稲荷社です。
ご祭神は宇迦之御魂大神です。
大鳥居の沓石
この石は向日神社の鎮座1300年祭の奉祝事業で、大鳥居の改修で補強し組み直した際に出土した沓石(くついし)です。
絵馬掛け所
駐車場付近に絵馬掛け所があります。絵馬に願掛けし結びましょう。
向日神社の祭事
- 4月 桜まつり
- 7月 夏越の祓
- 8月 向日市夏祭り
- 10月 御火焚き祭
※向日市夏祭りは2018年からスタートした祭りで屋台や盆踊りで賑わいます。
向日神社のアクセス
- 神社名:向日神社(むこうじんじゃ)
- 住所:京都府向日市向日町北山65(Googleマップ)
- 駐車場:無料駐車場あり
- 営業時間:拝観自由9:00~16:00(授与所)
- 交通アクセス:阪急電車京都線「西向日駅」下車 徒歩10分
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